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優美なキッチン用具でちょっと幸せ
2010年08月09日
スローなペースで更新しているパウチの商品紹介サイト。
気になっていた「手彫りおしゃもじ」のページがやっとできました。
ストックも減っていたし、週末素晴らしく良いお天気だったのでポートダグラスのマーケットへ、このおしゃもじを作っているボブに会いに行ってきました。
この方もまた、輝く瞳を持つ珍しいおじさん。(この写真じゃわかんないか。。)
何ヶ月か前、マーケットで偶然みかけた彼の作品にとても惹かれて、パウチに置きたいな〜と思って見てたのです。
何気なく名刺を手に取って読んでいたら、「そいつは50ドルだぜ」と白い歯を見せて横に立っていた。そういうお茶目な方です。裸足だしアロハシャツ着てるし、リラックスモード全開(笑)。
でも作るものはとても洗練されていて、優美。
どんなモノも作り手の心が反映されていると思いますが、私が彼の作品を手にした時感じたのは、妥協しないで追い求める緻密なドリーマー。(あくまで想像)
樹に宿る美しさを削って削って形にしていくのだそうです。
彫刻家なので大物も作るんだけど、料理が大好きで、生活にもアートをという想いでキッチン用具を作り始めたとか。
私も1本ヘラを買いましたが、何か炒めものしてても気分が上がる?んですよね。
(注:野菜炒めくらいは作れるのだ)
美しい道具って心を豊かにしてくれる気がします。
10年くらい前までは、まったく違うビジネスを経営していたというボブ。
次第に子どもの頃から大好きだったモノ作りの道へ入っていったのだそうです。
積み上げて来たキャリアを捨て、本当に好きなことに邁進できる人生を送っているからか、目に光が宿ってる。
現実的には色々大変なことがあるんだろうけど。。
彼と話していて、短い一生、私も潔く、簡素に、そして求めることに素直に生きたいものだと思いました。
自分探しという言葉が一時流行ってたけど、答はきっと自分の中。
子どもの頃好きだったこととか、諦めたこととか、感動した体験とか、やたら惹かれることとか。そんなことを見つめ直して。
って、小学生の文集で将来の夢=雑誌の編集者って書かなかったっけ。あと外国にやたら憧れて。。もしかしたら望み通りの道を歩いているんだろうか??
え〜本当にこんな生活望んでた〜??私の目、輝いてないじゃん。
海を横目に100km道路を飛ばしながら、混乱。
とっても気持ちいい日だったから、まあいいか(笑)。
ボブの彫刻は、10月22日からポートダグラスで行われるGo Troppo Arts Festivalに展示されるそうです。
プロフィール
Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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