▲日本から自由にお買い物!
人気&オススメブログ
ケアンズの注目キーワード
先住民文化に触れた夜
2010年05月15日
レイク通りのBlue Sky Breweryさんが、新たな試みとして
Indigenous Experience社のディナーショーを開始。
ショーの内容は、ずばり「先住民文化」です。
ご招待いただき、ワクワクして行ってみたら、これすごいかも。の内容でした。
コンセプトの発案者、ヤラバーの長老として、プロアクティブに活動を展開するSeith氏のあいさつ。
まだお若い(く見える)のに、その統率力、企画力、実行力はすごい、とお見受けしました。
発案からこの日まで1年半かかったとか。
それも納得。
まずは、ヤラバー地区のアボリジニの方々の間に伝わる伝説の短編映画が流れたのですが、このショー用に制作されてるんです。「わー手がこんでる」とまず感心。
だって、役者を見つけて、スクリプトを書いて、しかもCGが色々使われてたし、作るの大変ですよ。これ。
その後は、ディジュリドゥの音色で一気にもっていかれました。
途中で入る楽器や舞の説明もとても興味深くて。
というか、ステージに仕切りがないのでほんとに目の前で
パフォーマンスしてくれて、迫力がすごいです。
観客の方とステージで和やかに交流する場面も。
ここでディナーが用意されます。(着席式です)
ショーのテーマ〜先住民〜に合わせて、エミューのソーセージ、カンガルーのメダリオン、ワニの天ぷらなど。
オージー風のパン、ダンパーも現地のレモン風のハーブが効いていて美味。
どーんと大皿で出るのもオージー風?
デザートのシャーベットにも、ケアンズ特産のフルーツが使われていました。
食事がそろそろ終わる頃、トーレス海峡アイランダー(島民)の方々の様子がスクリーンに流れました。
ケアンズでアイランダーの方はよく見かけるけれど、本国がどんな風なのか、ショートフィルムを見て初めて知りました。
超〜トロピカルなんですね。
ゴーギャンの「タヒチの女」シリーズの絵に登場するような楽園風景とエキゾチックな女性たち。
歌も踊りも、のびやかで明るく、南国の島ならではのものです。
そして、颯爽とダンサーの皆さんが登場!
まずは初めて生で見るそのコスチュームに目が釘付けに。
海を讃える踊りなど何曲も披露してくれました。
中には、真珠を取りに来た日本人から教わったという踊りもあり、興味深かったです。
何曲も踊り続けた少年…きっと暮らしの中に踊りや歌が根付いているんだろうなあと思います。付け焼き刃じゃできないでしょ。
観客の方が参加して一緒に振り付けをする楽しい場面もあり。
アイランダーの方の歌声、何だか幸せ気分になります。
ということで、2つの全く異なる文化について説明を聞き、実際に見て感じることができ、更にごはんも付いているこのプロダクト、ケアンズで今までなかったものなので(特にシティ内では)、今後に期待です。
日、月、木の7pm~9.30pmにレイク通りのブルースカイブリューリーにて開催中。
料金は大人が1人75ドル、13歳までは40ドル、家族だと210ドルだそうです。(詳細、予約はこちらのサイトか、メールへ)
自分の文化に誇りを持つって大切だなあ、と感じさせてくれた一夜でした。
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
このコメント欄の RSS フィード コメントはまだありません »
コメントはまだありません。
コメントをどうぞ
トラックバックURI:
http://www.livingincairns.com.au/%e5%8f%a3%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%bb%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e5%85%88%e4%bd%8f%e6%b0%91%e6%96%87%e5%8c%96%e3%81%ab%e8%a7%a6%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%a4%9c/trackback/