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ケアンズ…スローライフ日記

多国語ラジオ放送発表パーティー

2008年02月15日

何と8年の歳月をかけて到達したという、地元ラジオ局(FM89.1)と
SBSのコラボレーションの発表パーティーがありました。

SBSは、テレビでも他言語の様々な番組を流していますが、
そのラジオ版をケアンズでもオンエアしたいという声が上がったのが
8年前なのだそう。

移民を受け入れて50周年という時で、これだけ移民が暮すケアンズに
こういうラジオはきっと必要!と、ケアンズ・コミュニティ・ブロードキャスターズの
方々や、ケアンズ市のマルチカルチャーオフィサーが活動を開始したのです。

(今は、町中にも色んな肌の色の人が普通〜にたくさんいますが、
移民が始まってまだ50年ちょっとのことなんですね…)

 

パーティーでは、市の立場からこの活動をサポートしてきた
ディーバさんの挨拶のあと、
アボリジニの方が代表してディジャリドゥを演奏。

 

スピーチによると、SBSの電波を受け入れるトランスミッションサイトが
代々アボリジニの方が所有してきた、ヤラバーという土地にあるので、
部族を代表して歓迎の演奏を…とのことでした。

マルチカルチャーと言えば、この発表会が行われたのも
ドイツ人会の会館で、まるでドイツにいるような可愛らしい雰囲気でした。

民族衣装を着てきた方も。

まさにマルチカルチャー!

また、コミュニティラジオFM89.1局のセクレタリーで、
精力的にこのプランの実現に向けて活動されてきたギリアンさんのスピーチも。

 

数々の書類提出、問題、問題クリアを重ねて3年間。

しかも、技師が来て、後はチューニングするだけで
SBS放送がケアンズで流れるはず、という段階で何と大雨!

ほんと色々なご苦労があったようです。

 

実現に至るまでのたくさんの方の情熱に驚きました。

真剣にコミュニティのことを考えている方がこんなに

いるんだ!と、少し恥ずかしい気持ちにも。

自分はあまりにも受け身でした…。

 

放送は、SBSの番組の他に、ケアンズならではの番組が
19ヶ国で行われる予定。

プレゼンターの方は皆さんボランティアです。

日本語放送を担当するのは、CQLA社代表のMIKAさん。

左からCairns FM 89.1セクレタリーのギリアンさん、
ケアンズ市マルチカルチャーオフィサーのディーバさん(小誌でのインタビューはこちら)
右がMIKAさん

 

日本語番組は毎週水曜の朝6〜7時です。
早いけど、聴かなくちゃ!

かけてほしい音楽などあったら、CDを提供して下さい。
MIKAさんのメールはこちらです。

 

リビングインケアンズとしても、ニュースやネタの提供など
できる形で協力していく予定。

皆さんも、ぜひ一緒に日本コミュニティを盛り上げて下さいね★

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プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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