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ケアンズ…スローライフ日記

学生さん達と交流させていただきました

2013年03月10日

先日、サンパシフィックカレッジさんにて、長野清泉女学院中学3年生の生徒さんの前でお話する機会をいただきました。

書く仕事はしてきたけれど、話すのは得意じゃない。どうしよう??

でも、自分も若いときに、人生の先輩方からたくさんのお話を伺ったりアドバイスをいただいて今があるので、こんな私でもお役に立てるなら、 そして、転換期を迎えた日本をこれから背負って立つ若い方たちの心の泉に、ほんの小さな一滴でも雫を落とせたら、という気持ちで承りました。

14~15歳っていうと息子と同じ年。こちらのワイルドな子ども達に慣れているせいか、本当にお行儀よくて大人しくて(慣れない環境だからかな)驚きました。

でも、真っすぐこちらを見つめる瞳を見て、みずみずしくて可愛いなあ、と。。

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私のちょっと変わった?今までの人生に触れながら、皆さんの今後の進路のヒントになるお話を、と思い、テーマは「自分のはたらきを見つける」にしました。

自分は何のために生きてるんだろう、って誰もが持つ疑問ですよね。自分探しと称して、本を読んだり旅に出たり、占い?をしてもらったり。。答えを外に求める場合が多いけれど、本当の答えはすべて自分の中にあると思う。

生まれる前から、人は人生の設計図を作っている。だから、本当に納得のいく人生を送りたかったら、その設計図にアクセスするだけ。。とある本で読みました。

どうやってアクセスするか。。人によってはいきなりインスピレーションがわくかもしれないけれど、日々の出来事や出逢いを大切に、ていねいに生きることで次第に導かれるものではないかと私は思います。

 

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私の場合は、中高生時代を無気力に遊んでばっかりで過ごしてしまい、後悔していますが、外の世界を見てみたい、という強い気持ちはずっとありました。

でも、見てどうするの?というところまでは、若い時にはまったくわからず。。

高校3年生で進路を決めるときも、どうしていいかわからない。(なにしろ高3の秋の文化祭までバンドをして遊んでましたからぐぅぐぅ

「大学に行くと、将来への選択の扉が増える」と親に言われて、いきなり勉強。とっても単純な子でした。

どうしていいかわからないときは、とにかく目の前にある仕事、学生さんなら勉強、を一生懸命すると何らかの道が開ける気がします。

 

(↑思えば、アボリジニの壁画に強く魅かれて渡豪して今に至ります)

 

生徒さんからの質問にもあったけれど、自分がしたいことが、必ずしも周りに受け入れられないこともあるでしょう。

特に日本人は周りとの調和を大切にするから、気になるところです。 (オージーだと、私はこれをするっ!でたいてい終わります・笑)

 

私も、受験も、起業も、色んなことをやろうとする度に、「絶対無理」的なことを散々周りから言われました。 面白いくらい、人は止めておいた方がいい理由を言ってきます。

でも、やってみたい、という気持ちに素直でいた方がいいと思う。周りに迷惑をかけず、自分で責任を取る覚悟があれば。

だって、自分の人生は自分のもの。1回きりだし、無理かどうかはやってみないとわからないから。

死ぬ時に、周りに止められてしなかったけど、本当はあれをしたかった。。とは私は思いたくない。

 

親になるべく迷惑をかけないようにと、現地で働いても良いワーキングホリデーという方法を選んでオーストラリアへやってきて、まったく思いがけず20年以上経った今も暮らしています。

いつも、ただ自分の興味のあることを素直にしていただけですが、あとで振り返ると、次のステージにつながっていっていて、人生って無駄はないなあ、と実感します。

 

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お話の最後には、「自分だけのはたらき」を見つけるとき、教師、医師、などの職種(名詞)で考えず、例えば、育む、癒す、つなげる。。など、動詞で考えた方がいいのでは?とお伝えしました。

それには、自分が本当に自分が好きなこと。心惹かれて止まないこと。夢中になったこと。今まで感動したこと。後悔したこと、を思い出すといいと思います。

例えば「私は人を育みたい」と思ったら、幼稚園の先生、お母さん。。理想とする施設を開設するかもしれないし、可能性は色々!

職種をゴールにしてしまうと、そこで終わりますが、テーマが心の中にあれば、心をオープンにして、長い人生、様々なチャンスを楽しめると思うんです。

仕事はお金のためと割り切って、ライフワークとして何かを追求してもいいですし。

 

私自身も旅路の途中、これからどういう展開が待っているかわかりませんが、そんなお話をさせていただいて1時間が過ぎました。

 

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長野清泉女学院の先生方、お話を聴いて下さった皆さん、コーディネートして下さったサンパシフィックカレッジのスタッフさん、どうも有り難うございました! これから皆さんが素晴らしい人生を歩まれますよう、心から願っています。ラブラブ

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このコメント欄の RSS フィード 2件のコメント »

佐藤 志穂子(コメント) 2013/4/7 日曜日 20:00:25

  1. こんにちは。
    spcにてお話をお聞きしました、学生です。オーストラリアから帰ってきてだいぶ経ちましたが、また行きたいという気持ちでいっぱいです。オーストラリアにて経験したことは絶対日本にいただけでは体験できないものなので、本当によい宝物です。また、学習に対する意識も変わりました。もっと勉強しようかな・・・と(笑)
    絶対にケアンズにまた行こうと思ってますので、その際は「Pouch」,寄ります!!

Keiko Murphy(コメント) 2013/4/10 水曜日 17:25:50

  1. 志穂子さん、コメントどうも有り難うございます。素敵な時間を過ごされたとわかって、とても嬉しいです!

    勉強というと拒否反応?ですが、新しいことを知ることは楽しいですよね。ぜひ楽しんで学んでください。

    ケアンズにいらした際に、遊びにいらっしゃるのをお待ちしています。それまで、どうぞお元気で★

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プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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