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子連れ旅行・日本での第1日め
2009年04月21日
4月1日から16日まで日本に行ってきました。
いろんなことがギュッと詰まった濃い滞在。
というか、貧乏性の私はどうせ飛行機代出すなら、と
ケアンズでは体験できそうもない所へ行ったり、人と会ったり、勉強会に参加したりするから、
毎回様々な体験をして帰ってきます。
今回は子供2人も一緒。
初日から今までに無い体験が私たちを待っていた…。
飛行機の出発が1時間半遅れたのが事の発端でした。
入国審査で、「ママ日本人だから、あっち行くね。じゃーねー」
(子供2人はオーストラリアのパスポートしか持っていない)と別れて少しすると、知らない外人さんが私に一生懸命手を降っている、ように見える。
ん?よく見ると、我が子が不安そうに後ろに…。
「お母さんですか?お子さんたち、
入国カードを持っていらっしゃらないんです。一緒に書いてあげて下さい」
と係員の方。
日本人だとカードなんて要らないから知らなかった。
自分だけ涼しい顔で入国審査をすませそうになってしまった。
母の信用度がここで少し落ちました。
その後荷物を受け取り、検疫。
「カードを下さい」「は?」
「あ〜、あれか。機上でもらったけど、該当するものを持参していないので書かなかったんです」
「皆さんに提出していただいていますのでお願いします」
最近厳しいな〜。
その場で立って記入している横で、子供たちの冷たい視線…。
何で書いとかないんだ、的な。
母の信用度がまた落ちました。さすがに2回の記入漏れは
は〜やっと到着ラウンジにたどり着いた!と思ったら
10時をとうにまわっていました。
空港は灯りが消え始め、私が希望する行き先のリムジンバスなんてもう運行していません。
電車か泊まるか2秒くらい考えたけど、子供もいるし、荷物もあるし、
乗り換えなんて絶対にごめん、とホテルに泊まることに。
でも、空港内の予約センターは「本日の営業は終了しました」とのこと。
京都とか奈良のホテルのパンフレットしか置いてない!どうすんの?
仕方なく、公衆電話から電話帳で成田の名の付くホテルを上から順にかけてみる。
5件くらいに「本日は満室でございます」と言われた時、さすがに焦り始めました…。
小銭はあと10円しか持ってないし、空港で寝るか?と思った次の電話で救いの声。
1泊2万円は痛いけど、仕方ない。電車に乗って行きました。
(しかも終電)
その日何と寒かったことか…。
気温9度。みぞれ混じりの小雨に打たれつつ、
ケアンズからの薄着でやってきた私たちは
何とか立派な門構えのホテルに到着したのでした。
(気温くらい調べて、ちゃんと服を持ってこいって感じ)
新たな事件。
円高の今、オーストラリアドルで2万円を払う気になれず、
翌朝コンビ二のATMへ日本の口座からお金を引き出しに行きました。
部屋に戻ると、子供たちがワーワーすごいことになっているのです。
何と、テレビをいじっていたらアダルト番組に
なってしまい、
チャンネルを変えても変えてもそれ系の画像ばかりが流れて、
2人でビックリして大騒ぎしてテレビを消したとのことです。(笑)
チェックアウトの時、超過料金取られてませんでした。OK。
…楽しい出だしの旅となりました…
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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