▲日本から自由にお買い物!
人気&オススメブログ
ケアンズの注目キーワード
生と死
2010年10月07日
娘のクラスメイトの男の子が交通事故で命を落としました。
お母さんが運転する車で、お2人一緒に。。
10歳という若さです。 何て短い生涯だろう。
お母様はPTAの中心的人物で、
学校の行事や地域の色々な活動にとても積極的で、
競馬レースでは毎年素晴らしいファッションセンスを披露。
そういえば、少し前には、
ケアンズショーのケーキ大会で賞を取って 新聞の一面に出てました。
きっと、少し遅くにできた1人息子さん慈しんで愛して、
子育てを楽しまれながら、 ご自分をとりまく環境の中で目一杯できることをして。
毎日をフルに生ききった方なのでしょう。
残されたご主人や、お2人の短い一生を想うと やりきれない気持ちになります。
* * * * * * * * * * * *
生きている、というのは奇跡なんですね。
今までいた人がいない。
そのとき、1人の存在が どれだけの悲しみを周りにもたらすか。
そう想うと、人は皆、生きているだけで もう随分の光を放っている気がします。
自分探しとか、外に外に求める傾向があるけれど、
本当は内に内に入った方がいいかもしれない。
もらった命を、時間を、よりよく生きよう、とするエネルギーが、
きっと私たちの存在をさらに輝かしてくれるから。
そしてそれは、自分の周りの世界にも 素敵な波動を届けると思うから。
この歳になって、まだ自分の人生の使命がわからない
ということに少し焦ってましたが、
自分の生きている意味、役割は何かということは問い続けながらも、
ただただシンプルに、自分を信じて、
より良く生きることにフォーカスしていこうと今は思います。
お2人が一緒に天国に召されたことを心よりお祈りします。
* * * * * * * * * * * *
P.S. お友達の死に関して、娘のクラスにカウンセラーさんが来ました。
何でもいいから言いたいことがあったら言ってごらん、と促され、
ある子は「自分の機嫌が良くなかった時に、
彼が明るく声をかけてくれたのに、
僕は無視してしまったことが頭から離れません」と言ったそうです。
どんなことも心の中に溜め込まずに
解放した方がいいということを教わった、と娘が言ってました。
カウンセラーさんはしばらく学校にいてくれるそうで、
子ども達の心の傷もケアする対処に感心しました。
10歳のみんなも、今、それぞれに
生と死について感じていることがあるでしょうね。。。
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
人は皆、生きているだけで もう随分の光を放っている気がします。
名言です。
心に刻みます。