大地のパワーみなぎるオーストラリアは、癒し・美の先進国でもあります。
更に、ココロもカラダも美しくなりたいと願う貴方にお届けする今回の特集。
アロマ事情、ケアンズで手に入る健康＆ビューティーグッズ紹介、更に美の達人のインタビューもお楽しみ下さい♪

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自然からの贈り物・
精油の恵み

オーストラリア一般家庭のアロマ浸透度は世界先端！

実はオーストラリアは精油で有名な国。オーストラリアの広大な大地は汚染が少なく澄んだ空気・新鮮な水・豊かな土壌に恵まれており、ハーブを育てる農園近郊に農薬や化学肥料を使っている農園がないため、汚染されておらず、無農薬・有機栽培・バイオダイナミック農法によって育てられたハーブなどの植物が原料となり、大変質のよい精油を産出でき、世界各国に輸出されています。

またオーストラリアは、「一般家庭へのアロマの浸透度」と言う意味では、世界の中でも先端をいっている国で、積極的に様々な場所でアロマが日常に染み込んでいます。
市内の薬局でも気軽に、しかも安価で様々な種類の精油が買えるという国というのは、本当に珍しいこと。メディカルアロマはフランスやベルギーが有名ですが、精油も医師の処方箋がないと買えないので、誰もが気軽に利用する、という具合にはなっていないようです。 

また、本場イギリスでも一応薬局などに売っていますが、大したバラエティではなく、「香りをかいでリラックス」的な広がり方で、お薬の代わりにもなる、という感じではありません。そこへいくと、オーストラリアのアロマは、家庭のお薬箱に入っているような捉えられ方です。

オーストラリアではスーパーで、気軽に精油が買えます。

自分で作れちゃうオーストラリア
レスキューブレンド
ホホバ２５ｍｌに対し、ティーツリー１０滴・ユーカリ５滴。日焼けケア、スキンケア、殺菌に、虫刺され、かゆみ、ヤケド、切り傷、炎症等にオイルを塗る。風邪、咽頭痛、鼻づまり等には、ボールにお湯をはり、5滴垂らして蒸気を吸入すると楽に！

ご存知のように、ユーカリやティーツリーはオーストラリアの先住民、アボリジニに長年愛用されてきた精油なので、オーストラリア人にとっては馴染みが深いのでしょう。風邪をひいたら抗生物質や解熱剤の代わりにビックスヴェポラップののりでユーカリが登場、怪我をしたら、医薬品の消毒剤の代わりにアカチンののりでティーツリーが登場、という具合に植物のパワーを信じて愛用している人が多数。一般家庭の救急箱の中に精油が備えられていることも多く、植物にある本来の癒しの力を理解している人が多いように思われます。

ただ、医療と直接本格的に結びついている訳ではなく、ハーブやホメオパシー、リフレクソロジーなど他の自然療法と一緒に施術されている場合がほとんど。医療現場では「コンプリメンタリーセラピー」の一部として、アロマセラピーが取り入れられています。例えば、婦人科に妊婦のためのアロマセラピーのコースがあったり、希望すれば分娩室にアロマポットも用意してくれるといった具合。第二次世界大戦中には、傷の手当や感染症を防ぐためにティーツリーの精油が大活躍したのも有名な話です。

アロマテラピーは、「なんとなくいい香りだから、リラックスできる」というあいまいな表現でくくられる療法ではありません。現在ではその芳香成分の薬理作用も大部分が解明されています。香りは目に見えない分敬遠されがちかも知れませんが、この大自然で生まれた精油が、日々の生活を豊かにし、リラックスやリフレッッシュを促す素晴しい恵みであることを、ここオーストラリアで体感して下さいね。

精油が取れるオーストラリアの代表的な植物

レモンマートル  学名 : Backhousia ctriodora

アボリジニから受け継がれた木

レモンよりレモンの香りがする植物として知られています。アボリジニが古来から薬草として活用していたのをイギリスの植生学者バックハウス卿が発見しました。
特徴は主成分の「シトラール」含有率が世界一で、レモンの約２０倍に相当すること。
シトラールの香りはリフレッシュ＆リラックス効果が高く快眠を促します。香りの爽やかさと口臭予防効果で、食後のお茶としても最適。
脂肪燃焼効果でダイエットに使われることも。

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ホホバ  学名 : Simmondsia chinensis

“砂漠の宝物”と称されるオイル

日本ではアメリカ産の無色透明なホホバオイルが有名ですが、オーストラリアでは、漂白・精製されていない高品質で栄養価の高いゴールドカラーのホホバオイルが手に入ります。
ホホバオイルには天然トコフェロール、ビタミンＡ・Ｄ・Ｅ、アミノ酸などの栄養分が豊富に含まれています。
ホホバの分子構造が人間の皮脂の構造と非常に似ているため、すべての肌質に合い、優れた浸透力で内部から栄養と潤いを与え、滑らかで健康的な素肌に導きます。

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ティーツリー  学名 : Melaleuca alternifolia

アボリジニのティーツリー伝説

ティーツリーの下にあった池に葉が落ち、葉っぱの成分が滲み出た池に浸かると皮膚病が治ったり、怪我が治ったりするので、そこは「不思議な池」と呼ばれ何千年も前から先住民アボリジニによって利用されてきました。
「Healing Sprits」とも呼ばれ、心身のエネルギーを充電させる力があると言われています。
ナチュラルな殺菌力と抗ウイルス作用で、免疫力をアップ。原液でも使える精油なので、虫刺されなどに一滴つけるのもオススメです。

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ユーカリ  学名 : Eucalyptus Globulus

オーストラリアの代表的オイル

ユーカリは３００種類以上あり、世界で最も高い木の一つ。先住民に「キノ」と呼ばれ、傷の手当をはじめ万病薬として大切にされてきました。
澱んだ悪い気やマイナスエネルギーを外に流し、一掃するとも。クリアで鋭い香りは疲労した頭脳を明晰にし、精神を集中させます。
芳香浴で呼吸器系の不調をやわらげ、冷却作用で筋肉痛や日焼けにも最適。眠気を防ぐ効果もあるので、運転中にもオススメ。

効用 ：
【呼吸器系への作用】 粘膜系の症状を緩和する働きがあるので、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、花粉症、風邪の際の鼻詰まり、気管支炎、ぜんそく、のどの痛みに。
【循環器系への作用】　循環促進作用があるので、腫れた腺や痔を緩和。
【免疫系への作用】　風邪、インフルエンザ、水疱瘡、はしか、コレラ、その他発熱を起こす感染症に。
【内分泌系・生殖器系への作用】　利尿作用があり、泌尿器系のトラブルに有効。膀胱炎、膣炎、白帯下などの感染症を緩和。
【虫よけに】　忌避効果にとても有用。猫につければ、ノミよけにもなります。湿地では蚊よけのためにユーカリを植えたそうです。 シラミにも。
注意：皮膚を刺激する可能性があるので濃度に気をつけましょう。小さなお子さんへの使用は避けたほうがよいでしょう。

感じてみたいアロマの力・・・
ケアンズでしか手に入らない商品たち。

日本アロマ界の第一人者内山咲子さんが、パロネラパークとクールボディ、一見まるで違う業種の２カ所で、素敵なクリエーションを残していかれました。

Paronella Park
パロネラパークでは、場所から受け取ったイメージとメッセージから、天然の精油のみで熱帯雨林に囲まれたパロネラパークの香りをプロデュース。

「儚くて強い。災害に何度あっても再生する強さ。
朽ちてもここにあり、引き継がれ、愛され続ける、そんなノスタルジーを思わせる香りをイメージしました。
滝からの水しぶきや、川、朝露に濡れた植物や土の香りに、夢を叶えるための強い精神的効果を高める精油や、創設者の故郷スペインの地中海岸で親しまれているマートルもブレンドしてあります。」
気持ちを落ち着けながらも活力と勇気を与える香りが完成！（商品は、パロネラパークのギフトショップで限定販売中）

Cool Body
ダイビングショップと提携するクールボディでは、フェイシャルマッサージ導入のために講師を。
「紫外線の多いオーストラリアで気になる紫外線ケアと対策用に２つのマッサージオイルブレンドを作り、アロマの使い方、効能、作り方など詳しく指導しました」
ケアンズでしか取れないグレートバリアリーフの塩をベースにしたオリジナルバスソルトもプロデュース。

★グレートバリアリーフバスソルト
1800年前から蓄積されたミネラルの宝庫グレートバリアリーフの塩を原料にしたバスソルト。

「環境汚染のない美しい海水を塩田に引き入れ、１年かけて太陽と風の恵みで自然結晶させた自然海塩は、海水のミネラルがそのまま残っていて、身体を芯から温めるのでリラックスできます。
疲れを取る効果や、体内の老廃物を排出してむくみを解消する引き締め効果やデトックスにも。角質も除去されお肌もすべすべになりますよ」

★フェイシャルマッサージオイル
美肌エキスの王様と言われている、高価なローズとネロリを贅沢にブレンド。
「血行を促進する小麦胚芽油や皮膚を再生させる希少な月見草油をホホバオイルに配合しました」

●この商品を買えるクールボディの詳細はこちら。

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