日本から自由にお買い物!


ケアンズの注目キーワード

売ります・買いますなどケアンズの掲示板

ケアンズ…スローライフ日記

家と心の大掃除

2009年07月05日

週末、家族が家に誰もいなかったので大掃除しました。

すると、子ども達が小さかった時の作文とか絵とか出てきて、
涙が止まらない。

こんなに一生懸命なのに、私は彼らの体験を
ちゃんとシェアしてきたんだろうか。

仕事で疲れて、虚ろな関わり方をしていたかも。

他にも、何かを見ることにいろんな想いがあふれてきて、
いつも住んでいる家なのに、異次元に行ってしまったような。

日頃いかにしっかり生活してないかわかってしまいました。

年を経るごとに、人が見ていないところで
涙をよく流すようになったと思いますが、
今日は、掃除中に聴いていた
マイケル・ジャクソンもたぶん原因の1つ。

あまりにもテレビ、ラジオで流れるので、
アルバムを聴いてみたところ、
(家族がいるとミーハーと馬鹿にされる)
もう、その天才性がメロディとともに心に響いてしまって

CDの中には、彼の直筆の詩とかスケッチも入っているのですが、
この世をよくしたいっていう切な想いが、溢れ出てます。

黒人として生まれたから、
世界が抱える痛みを本当に感じていたのだと思う。

詩もメロディも悲しくて美しい。

外見とか裁判とか、そういうことが
クローズアップされがちだったマイケル。

天才って孤独なんだろうなあ。
この世は生きにくかったと思います。

日本人なのに外国で生きていて、

マイノリティであることとか、
文化の違いの中で、どうやって
自分らしく生きていけばいいんだろうとか、
やっぱり外人どうしはわかり合えないのかなとか、

日頃いろんなことを思っている私に、
マイケル・ジャクソンの曲は、
肯定的なメッセージを
送ってくれる気がしました。

は〜。家も心も大掃除ができたような?

でも、子ども達が帰ってきたら、きっと
「片付けたんだから汚すな!」
叱る自分が目に見えてるんですよね…

関連記事

このコメント欄の RSS フィード 2件のコメント »

ymitsui(コメント) 2009/7/7 火曜日 13:20:41

  1. マイケルジャクソンのWe are the world.を久しぶりに聴いて一つの論文を思い出しました。

    人間関係で大切なのは、見た目や人種よりも文化であるという論文です。

    動物は見た目や行動パターンで血縁を識別するので、これらも大切でしょうが、人間にとっては文化がより大切だと思います。

    なので、Keikoさんのおっしゃるとおり、異なる文化をお互いに大切にしあえる世界になれば良いなと思っています。

Keiko Murphy(コメント) 2009/7/8 水曜日 20:20:44

  1. 異なる文化を大切にできるくらい、大きな心を持ちたいです。
    わりと腹が立つことが多いので(笑)
    でも、外国に住んでいるおかげで、本当に色々な考え方が
    あるんだということがわかりました。
    オーストラリアは、移民が多いせいか、許容力がある方が
    多いし、個を大切にしている人が多いので見習おうと思います。

コメントをどうぞ

トラックバックURI:

http://www.livingincairns.com.au/%e5%8f%a3%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%bb%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e5%ae%b6%e3%81%a8%e5%bf%83%e3%81%ae%e5%a4%a7%e6%8e%83%e9%99%a4/trackback/

プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
2016年6月
« 5月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

新着エントリー

新着コメント

RSSフィード

このブログのRSS
この記事/コメントのRSS