今後の移民政策について
今回は、今後の移民政策についてのご質問をいただきましたので、そちらをご案内したいと思います。
Q)オーストラリアに将来性を感じ、永住権取得を目指しています、ただ、タイミングが悪く、不況の影響で移民受け入れ枠が大幅にカットされたということを聞いて、
永住権が取れるのか心配になってきました。今後の移民政策について教えてください。(37歳、男性)
A)来年度の特徴は、技術移民受け入れ枠の中で過半数を占めていた「技術独立」の比率を減らし、「雇用主指名」と「州スポンサー付き」の比率を高めていくことです。
これまで、技術移民枠全体の20-25%に留まっていた「雇用主指名」と「州スポンサー付き」が、08-09年度実績では、43%までの上昇見込み。
09-10年にはこれを50%近くまで引き上げていく計画です。
「技術独立」カテゴリーでビザを取得する人の殆どはこれから職探しをする人なので、最近失業してしまったオーストラリア市民の就職活動の妨げになるばかりでなく、
仕事が見つからなければ、そのまま失業率を上げる要因にもなってしまいます。一方、「雇用主指名」の場合、既に仕事があることが前提なので、失業の不安はありません。
そればかりでなく結果として永住権保持者が仕事に就くことになるので、失業率の改善に役立ちます。
また「州スポンサー付き」の場合でも同様に「ジョブオファーがあること」を要件にしている州が殆どですから失業の心配がありません。不況下での移民政策はこのように既に仕事が
ある人に優先的にビザを発給していく方針に切り替わっています。
英語力のスキルチェックも年々上がっていくことが予想されます。(IELTS試験対策コースのご案内も可能ですので、是非お問い合わせください!)
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