- 2007年09月22日
歴史も考慮したデザイン？ 9月22日
街の中心に新しく改装されたパフォーマンス・ステージのデザインをめぐって議論が続いていたが、デザイナー氏は市民が誇れるデザインだと言い切る。180万ドルをかけて作られたステージは、当地に自生するヤシの一種をモチーフにデザインされたが、そこにはヤシ以上の意味が込められている。元々この辺りは湿地と砂地で、そこにはパンダナス・ヤシが茂っていた。ここの芝生に寝転び上を見上げれば、昔日のパンダナスが茂る景色がよみがえる、とのこと。その他の部分のデザインもパンダナスだけでなく、ケアンズ特有の植物がモチーフになっているとのこと。流行を追いかけた大都市の建造物とは一線を画す、市民が誇れるデザインであるということだ。複数の市議会議員より見るに耐えない変な建物と言われ、巨大マッシュルームと名付けられたデザイン。ケアンズポスト紙上でも市民の声を集めていた。
