- 2007年06月19日
野菜の危機! 6月19日
仕入れ価額の急騰と供給不足で、北部クイーンズランドの卸問屋は配給制を迫られている。パックされた冷凍の野菜は品不足から20%の値上がり。問屋は「値上がりはいいが、品物が手に入らなければどうしようもない」とぼやく。現在各問屋への供給量が決められており、 300カートン注文しても100カートンしか仕入れられないと言う。これらの商品は南オーストラリア州で主に作られているが、干ばつによる原料不足が深刻になっている。冷凍野菜のパックを作るメーカーは、品不足になっているものは無いとコメントしているが、マリーバ・フルーツ&ベジタブル・農家組合会長は、南部の水不足の深刻な影響が出るのは今年後半と予測。夏場(12〜2月)の野菜の供給は、オーストラリア中がビクトリア州に頼っている状態。今雨が南部に降らないと深刻な事態になるといわれる。