- 2007年05月03日
骨董品の聖書、教会から盗まれる 5月3日
ケアンズ市内にあるSt.John教会から、およそ１５０〜２００年前の骨董的価値のある聖書が盗まれた。盗まれた聖書は１８８０年代に、アイルランドからの移民であった当事の信者から寄贈された貴重なもので、湿気から守るために特別な展示ケースに入れて展示されていた。ねじで止められた展示ケースのフタがきれいに外されていたことから、計画的な犯行であると見られる。骨董品である聖書の紙は非常にもろいため、すでにダメージを受けている恐れもある。
この教会は毎日、一般の礼拝者にも門戸を開放している数少ないの教会の一つだが、入場者に対して防犯カメラなどは設置していなかった。神父は｢非常に遺憾ながら、今後のことを考えると防犯カメラなどの設置も検討しなければならない｣。
「聖書の骨董品としての金額的価値は約＄１０００くらいと思われるが、教会にとっては値段の付けられないほど貴重な物、出来ることなら取り戻したい。」聖書自体は茶色の皮製カバー付き、開くと５０cmほど横幅になる。＊ 5/7、犯人が返却し、この聖書は教会に戻されました♪
