ケアンズ観光とれたて情報【リビングインケアンズ】?グレートバリアリーフ
ケアンズ グレートバリアリーフ

グレートバリアリーフのお魚図鑑

南北2000kmを超えるグレートバリアリーフは日本列島をすべて埋め尽くす広さ。一生かかってもすべてのポイントを潜るのは無理!と言われているGBRのお魚をちょこっと紹介します。

 

ザトウクジラ
体長14mほど
7〜9月初旬、出産&子育てのため、ケアンズ近海まで北上してきます。今年もフィッツロイ島沖で出産シーンが見られるかも!?

ミンククジラ
体長8mほど
ダイビング中にクジラに遭える確率大!世界でもこんな海は数えるほどしかありません。人生観変わりますよ〜!

オニイトマキエイ
体長3mほど
マンタは絶対頭が良い!水中でアウト必ずダイバーを観察してから消えて行きます。珍しいブラックマンタも結構出ちゃいます。

マダラトビエイ
体長1.8mほど
尾びれが長く、優雅さや美しさでは「マンタ」よりも上?蒸れるとちょっと怖いけど…。

オグロメジロザメ
体長2mほど
アウターリーフの一番外側や、コーラルシーでよく見るサメっぽいサメ。ホバーリングしていると結構寄ってきます。

ネムリブカ
体長1.5mほど
この海で最もよく見るサメ。サメっぽいサメに比べて泳ぐときに腰を振り過ぎる傾向が…。

カスリハタ
体長1.5mほど
通称「ジャイアント・ポテトコッド」有名なコッドホールでは10匹近くがダイバーにまとわりついてきます。迫力はすごい。

バラクーダ
体長1mほど
バラクーダと言っても、種類は色々います。コーラルシーでは3〜4種類が別々に群れを作っているポイントも。

ギンガメアジ
体長40cmほど
渦になって群れることが多いので、カメラをやっている人にはたまりません。色々な場所で身られます。

コブシメ
体長30cmほど
イカです。背景に合せて体の色を変える天才。色々と形を変え、ナマコに擬態しているのをみた事も!

アオウミガメ
体長1mほど
世界で最も息を長く堪えられる生物。でも苦しい時はあるから、甲羅には捕まらないように!

イレズミフエダイ
体長50cmほど
フエダイの仲間。個体数は比較的少ないので、見られたらラッキー。 コッドホールで群れています。

メガネモチノウオ
体長1.5mほど
我らがアイドル「ナポレオンフィッシュ」。目の周りの模様がキレイです。アウターリーフでは犬のようになついている物も。

クジャクベラの一種
体長8cmほど
ハナダイのような美しさのクジャクベラ。これは「イエローフィン・フラッシャーラス」と呼ばれる超レア種。コーラルシーにて。

タテジマキンチャクダイ
体長30cmほど
魚は頭から尻尾に向かってが縦。 だからタテジマなのです。幼魚はまったく違う模様をしています。

スクリブルド・エンジェルフィッシュ
体長25cmほど
オーストラリア北部とパプアニューギニアにしか生息しないヤッコ。沿岸に近い所で見られます。

  • ヤッコについての詳しい記事へ★

ハシナガチョウチョウウオ
体長25cmほど
世界中に分布しているけれど、個体数はそれほど多くない。沿岸に近いところで見られます。

レインフォーズバタフライフィッシュ
体長15cmほど
グレートバリアリーフではよく見ますが、ここでしか見られない固有種。

ブラックバタフライフィッシュ
体長20cmほど
南太平洋の固有種。コーラルシーでは普通に見られますが、グレートバリアリーフではレア。

コクテンフグ
体長20cmほど
あまり膨らませないようにしましょう。気が小さいんです。

クラウンアネモネフィッシュ
体長6cmほど
カクレクマノミとはちょっと違います。この魚もグレートバリアリーフとメラネシアの固有種です。

  • もっと詳しく!

バリアリーフアネモネフィッシュ
体長10cmほど
その名の通り、グレートバリアリーフの固有種。クマノミとの違いはさらに微妙?

レッドアンドブラック・アネモネフィッシュ
体長10cmほど
南太平洋の固有種。ハナクマノミとの違いは腹ビレの色。ホルメスリーフには体線のない異変種が。

スパインチーク・アネモネフィッシュ
体長10cmほど
ほっぺにトゲがあるちょっと変わったクマノミ。メスより雄の方が美しいです。

ペインティッド・アンティアス
体長12cmほど
本当にきれいな魚です。ロードハウ島、グレートバリアリーフ南部、ニューカレドニアとコーラルシーでしか報告されていません。

メラネシアン・アンティアス
体長10cmほど
メスはキンギョハナダイとよく似ています。雄は色が違います。

セイルフィン・アンティアス
体長8cmほど
世界中でも個体洲が少ないハナダイ。コーラルシーで運が良ければ見られます。

スミレナガハナダイ
体長12cmほど
ハナダイはメスからオスに性転換。その中間色がまた美しいのです…。

ハナゴンベ
体長10cmほど
ゴンベと言ってもハナダイです。生態は普通のハナダイと違い、いつも岩陰に隠れています。正面から見ると可愛い。

アカネハナゴイ
体長10cmほど
まるでつっぱりくん?

レイドシュリンプゴビー
体長5cmほど
背びれがとてもキレイ。カメラをする人はぜひ注目。

カニハゼ
体長6cmほど
動きがコミカルで人気のハゼ。きめの細かい砂地にたくさん生息。夏には超小さい子どもがたくさん見られます。

レッドマージン・シュリンプゴビー
体長10cmほど
場所によって色々と返信するダテハゼ。背びれと腹びれを広げると赤い縁取りがキレイです。

ギンガハゼ
体長8cmほど
黄色い個体が有名ですが、本当は黒っぽい個体がメイン。

沿岸に近いポイントで見られます。

ネジリンボウ
体長6cmほど
顔の色が砂とどうかして引っ込んでいる時は見つけにくいので、ほふく前進で探しましょう。

ヤシャハゼ
体長6cmほど
グレートバリアリーフにはあまりいません。コーラルシーにたくさんいます。ヤノダテハゼとエビと三者共生も。

アケボノハゼ
体長8cmほど
ハタタテハゼよりも珍しいアケボノハゼ。アケボノハゼよりも珍しいヘルフリッチ。コーラルシーへ行こう!

ニチリンダテハゼ
体長8cmほど
潮通しの良い岩陰の砂地にいて、毎日ニッポンを応援してくれています!?

ベニハゼの一種
体長3cmほど
最近サイパンで話題に上がった新種!?の近似系か?どんなに潜っても新発見があるのがコーラルシーの底力。

モンツキカエルウオ
体長9cmほど
うねりのかかる超浅場にいます。全身でテイルより、顔だけ穴から出す動きは可愛くて必見!

タイガーブレニー
体長5cmほど
コーラルシーの4リーフでしか報告例がない超レア種。浅場の岩やハマサンゴの上にいます。

イザリウオ
体長12cmほど
グレートバリアリーフにもいるイザリウオ。

ハダカハオコゼ
体長10cmほど
完璧に擬態します。がんばって探しましょう。目がキレイです。

カスリフサカサゴ
体長8cmほど
可愛い魚で分布も広いです。ハナヤサイサンゴの間、奥の方に挟まっています。

カミソリウオ
体長10cmほど
へアリー・ゴーストパイプフィッシュとも呼ばれ、毛むくじゃらです。世界的に珍しい魚。

オビイシヨウジ
体長15cmほど
スカシテンジクダイが群れていて、エビ、カニが多くいる根には、ほぼ間違いなくこの仲間が…。

セイルフィンドティーバック
体長12cmほど
メギスの仲間で、尾びれがきれいなグレートバリアリーフ固有種。個体数は結構多いので、ぜひ見つけて下さい。

ロイヤルドティーバック
体長6cmほど
南西部太平洋に広く分布するメギスが、しかしこの当たりは少し違うらしく、新種になる可能性も。

イエローデビルフィッシュ
体長5cmほど
黄色い悪魔?タナバタウオの仲間で北部グレートバリアリーフの固有種。大きな岩陰に逆さまになって泳いでいます。

ミヤケテグリ
体長5cmほど
ネズッポの仲間は口を尖らせ、怪しい目の動きをします。うまく擬態しているのでがんばって見つけましょう。

クダゴンベ
体長10cmほど
ヤギの仲間に張り付いて擬態します。深度に関係なく広く分布しているので、じっくり観察して下さい。

ベニゴンベ
体長7cmほど
この魚もサンゴの間に挟まっています。ライトを当てると真っ赤でキレイです。

イロブダイの幼魚
体長3cmほど
若い頃は本当に可愛い。

ハナヒゲウツボの幼魚
体長60cmほど
若いうちは目立たないけど…

サラサハタの幼魚
体長5cmほど
成魚も結構キレイですが、幼魚のこの白さも何とも言えない?サンゴの間か隙間のある岩の下にいます。

アオマスクの幼魚
体長10cmほど
初夏にコーラルシーで見られる幼魚はこんなにキレイです。

チョウチョウコショウダイの幼魚
体長2cmほど
すごい動きをするので注目!水底の海藻に擬態していると思うのですが、どうですか?

ウコンハネガイ
体長7cmほど
岩の間に挟まって光ります。名前の通り、羽のようなヒラヒラがキレイです。

ニセアカホシカクレエビ
体長2.5cmほど
クサビライシの中にいて、その上で止まる魚に飛び移りクリーニング。写真のエビは卵を抱えています。

アカホシカニダマシ
体長4cmほど
イソギンチャクと共生します。カニダマシなので、カニではない。

   

ムチカラマツエビ
体長1.5cmほど
ムチカラマツに完璧に擬態します。よーく探して下さい。

バイオレット・ボクサーシュリンプ
体長8cmほど
オトヒメエビのスペシャルバージョン。ひとまわり小さく、個体数も非常に少ない。グレートバリアリーフにもいます。

  • カンムリブダイについてもっと詳しく!

魚、FISH、さかな

ところで皆さん、『魚』って一体なんでしょうか?

人によって『魚』に対するイメージは異なると思います。ある人はジョーズの様にきれいな流線型のサメを思い浮かべ、ある人はこのGBRの様な珊瑚礁あたりを泳ぎ回る色鮮やかな一群の熱帯魚を思う。また誤って魚類ではないクジラやイルカのような水生の哺乳類を思い浮かべる人も多いと思います。

『魚』というのは水中の生活に見事に適した体を持ち、数も種類も超〜多い一群の水生動物のこと。大きく分けて3つのグループに分かれます。  

第1コース『無顎(がく)類』、第2コース『軟骨魚類』、第3コース『硬骨魚類』

さて、各グループのリーダーが出てきました。無顎類チームからはヤツメウナギくん。45種からの代表です。  

軟骨魚類チームからは、おおー!ホオジロザメくん!相変わらずデカイです。サメ、エイ、ギンザメ620種からの代表です。  

ラスト、硬骨魚類チームからは、おー!海水出身のウォーリーくんこと、メガネモチノウオだー!25,000種以上の激戦区を戦い抜いての代表です。  

…てな感じですかね?体形や内部構造が示す様に、それぞれが別個の進化の道筋をたどって生まれたものと思われます。こうしたグループ間の違いは極めて大きく、互いに比較すると、私HIROKOとパリス・ヒルトンくらい異なります。  

しかしいくつかの共通点をあげることができます。
ヒト:陸に生息している/サカナ:魚の多くは水中で暮らす。
ヒト:肺呼吸である/サカナ:エラで呼吸。
ヒト:ケラチンの付いた皮膚をまとい/サカナ:ウロコで覆われた体を持つ。
ヒト:二足歩行/サカナ:ヒレを使って泳ぎ、体を操る。

…いや〜ん、いっしょじゃーん! 『魚』はすべて脊椎動物であって、背骨、またはそれに似た構造物を持ち、体の外側の内骨格を持ちます(脊椎動物は魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)。  

また魚類は、他の4グループをすべて足した数と、ほぼ同じ位の種(約2万種)がありるという事実からも、いかに進化し続けているグループか、理解して頂けると思います。  

まだまだ分かっていない事が多い『魚』類。見れば見る程、知れば知る程、不思議なことばかり。彼らは毎日、毎分、毎秒、命をかけて種の存続のために生きています。きっと見習うこともたくさんあるでしょう。これからは少し図鑑のみではなく、もうちょっとマニアックに追求していくと、さらにDIVINGが楽しくなるでしょう。  

これを読んで、「ふーん」「はーん」「あはん♥」と思っている人!もう片足突っ込んでますよ。さあ、いらっしゃい、お魚ワールドの水中世界へ…。

<ちょっとヒトコト>お魚って「ヤケド」するんだよ?知ってた?彼らは変温動物なのでほぼ水温と同じ体温を保っているのよね(実際はやや高め)。そんな体温の魚を、36℃の体温の私たちが触ると…アチチ…。あれ?ウォーリーくんは大丈夫なのかな? 

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