- 2007年07月17日
身障者に優しいツーリズムを目指して 7月17日
ホテルやアトラクションを身障者がアクセスしやすいように変えるだけで毎年数千人の訪問者を増やせるのでは？世界の総人口の19％は何らかの障害を持った人々であるが、現状オーストラリアは身障者に優しい旅行先ではない。改善できるものとして例えば、部屋に備え付けの電子レンジの位置を低くする、ボートに昇降機をつける、低くした受付カウンターを作るなどだけでも充分な助けになる。昨日市役所にて、旅行業界のリーダー達が会合をもち、それぞれのビジネスがどの位身障者に配慮しているか自己査定する用紙を持ち帰った。政府からの財政的援助と関係団体との橋渡しが必要とされるが、2010年までに乗物への乗車補助に関する法律が出来ればと旅行業界代表者は語る。先日車椅子を利用している男性が、迎えのバスに乗れなかったためにツアーに参加できなかった事例もあった。
