一軒家のシェアハウスで4人生活しています
ケアンズロングステイ体験談
一軒家で、4人で共同生活する“シェアハウス”
英語を試してみたい
オーストラリアでは一般的な生活スタイル「シェア」。今回ご紹介するのは、ケアンズ市街地に位置する一軒家で、4人で共同生活をしているお宅です。
それぞれ違う目的を持ってケアンズに集まり、
同じ屋根の下で暮らす
時間が合うとおしゃべりに花が咲く。 |
普段はそれぞれが自炊するというキッチン。 |
それぞれ違う目的を持ってケアンズに集まり、同じ屋根の下で暮らすことになった皆さんを、を、街からほど近い一軒家に訪ねた。
淡いブルーの壁と白い扉。涼しげなテラコッタの渋いピンクの床。真ん中には皆の集まるキッチンとリビングが配され、可愛らしいブルーのソファやテレビが楽しい時間を演出する。
ここで暮らすのは、先週ケアンズに来たばかりというケイスケ君、ノリコさん、そして2週間前にやってきたマリエさんと、4ヶ月前から暮らしているマサコさんだ。
この家に住むことに決めた理由を、「綺麗で可愛いから」と皆、口を揃える。
入る前に色々な場所を見て回ったけれど、利便性、環境の良さでここに決めたという声も。家主のジュリーさんのインテリアのセンスが良いこと、そして週に3回くらい問題はないか点検に来てくれるところも重要ポイント。
「それに学校に歩いて5分で行けるし、ケアンズセントラルにも近いから便利なんですよ」とマサコさん。短期間しか住まないなら、自転車がなくても不便とは感じないそう。
元々、家具、電話、テレビ、ビデオ、冷蔵庫、洗濯機などの家電が備えてあったので、買い足す必要のある物がなかったのも、入居者には嬉しい。
お部屋を拝見すると、机、ベッド、鏡、クローゼットと必要な物がコンパクトにまとまっている。
家主が大工さんで、この家もご夫婦で住みやすいように改造したものだ。
シャワールームはゆったりとしていて、テラコッタの床が清潔感あふれる。共同シャワーだけれど、混むこともないとか。トイレは別スペース。
「みんな、生活のパターンが違うので起きる時間も寝る時間も食事の時間も違う。だから共同のエリアが混むってことはないですね」
普段の食事は別々が多いけど、
週末は、パーティー会場に大変身
テレビ、ビデオなどは最初から付いていたので買い足す必要はなかった。 |
学生、ワーキングホリデーと、ケアンズの滞在目的も年齢も違う住人の皆さんだが、すぐに仲良くなって。バックグラウンドがバラバラなだけに、いろいろな話が聞けて楽しいそうだ。
シェアハウスについては、「それぞれの生活パターンをくずす必要もなく、個人の自由があって快適」と言う。
掃除は気づいた人がする、という感じで特別のルールを設けなくても何の問題もない。
食事は、基本的に個人で作って食べる。簡単な和食が多いそうだ。戸棚を失礼して見てみたら、お米やお素麺がたくさん!
「普段の食事は別々が多いけど、週末は、ここでよくパーティーをするんです。お好み焼きやお鍋、バーベキューとか。それぞれが友達を連れてくるので、輪が広がって楽しいですよ」
料理を作らなかった人は後片づけ。こんなささいなルールが楽しくシェアを続けるコツかもしれない。
時間が合えば、バーベキューをすると言う裏庭は、大きなマンゴーの木と、真ん中にテーブルがあり、南国の夜のパーティーを楽しむにはぴったりのスペース。
個人の時間と一緒の時間を上手に使い分けて、シェアハウスを最大限に楽しんでいる皆さんでした。
ロングステイメニュー
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