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発信すると色々あります
2008年05月26日
リビングインケアンズが発行されて2週間。
出ると何かしら反応がありますが、届くのはたいてい苦情です
クレームの中に、改善のヒントが詰まっていることが多いので
これまで、一生懸命耳を傾けてきました。
(怒られるのって辛いけど…)
で、できることは制作面や運営面を変えてきました。
でも、最近のクライアントからの苦情は、難しい。
「広告の掲載位置が悪いからキャンセルする」とか
「全然反応がないってどういうこと!もう止める」とか
「そんな契約内容に覚えはない」とか。
たぶん、こういうコメントは、ケアンズの観光業の落ち込みから来てます。
キャッシュフローが潤沢でなくて、苦しいビジネスが多いのだと思います。
私からみて、うちの雑誌が販売促進に
貢献できそうもないビジネスだと思ったら、説得しません。
「アドバイスありがとう」で、話を終えます。
オージーは、ストレートにぶつかってくるので
腹芸の出来ない私にはやり易い面もありますが、
怒っているときは、すごい。
こういう時、子どもを生んでいて良かった…と変なことを感じます(笑)
感情の赴くまま生きている人たちって何か憎めないのは、
子育てで鍛えられたから。(たぶん)
それに、こんな人(失礼)でも親がいて子どもがいて…と
バックグラウンドに思いを馳せると、素直に聞けてしまう。
ビジネスを始めたばかりの頃は、若くて真っすぐだったので
対立したりしましたが、年を取るってこういうことなんですかね。
守るものは全力で守るけど、去るものは追わない。
そんな心境です。
あ、でも
苦情の一つに、印刷の色が悪いと言うのがあったので、
これは、印刷所と現在も続く長い討議の上、
紙やシステム上の変更を検討中。
ちゃんとクレームにも向き合ってますよ!?
きれいな虹を見ました!心にしみました。
広告載せてくれて有り難うと、わざわざチョコレートの箱をプレゼントして
下さったクライアントさんもいました。心と口にしみました。
そうやって日常には癒されるシーンもあって
今日もまたやっていけるのかもしれませんね。
リビケンを配達しました
2008年05月21日
リビングインケアンズ5−6月号、無事発行!
(と言っても、もう10日前ですが)
今回は、Tomokoさんと2人で配達もしてしまいました…。
少人数のため、うちのスタッフはみな色んなことをしなければなりません。
(今号では、デザイナーのDaisukeさんは、モデルとして誌面にも登場★)
とはいえ、私が配達をするのは何年ぶりでしょうか。
(行く先々で驚かれました)
でも。
出たばかりの本を、嬉しそうに手に取って下さる読者さんを
自分の目で見られるのは、すごくいい経験。
楽しみにしてくれている人もいるんだ…と励みになりました。
あと、広告主さんとお話できるのも貴重!
やっぱり、外に出て、色々な方の生の声を聞くのはとっても大切ですね。
配達は、頭がからっぽになって、体だけが気持ち良く疲れるという、わたし的には
結構いい仕事。(火の星座だからか、何か行動してるのが好き)
自分に筋肉がもっとあったら、こればっかりやってもいいな…
と思ったのはつかの間。
2日間配達に費やしたために、その後、毎日残業…(現在まで続く)
クライアントからのメールを見るのが怖い私です。
+配達した夜、シャワーを浴びていたらあちこち痛い!
いつのまにか、たくさん切り傷ができてました。
爪も少しはがれちゃったし
やっぱり、この年になると肉体労働は厳しいかな〜
ガールズワールド
2008年05月19日
娘のお友達が我が家に泊まりにきました。
小さくてもやっぱり女の子は女の子だった。(意味不明)
部屋に遊びに行くと、パフュームの香り充満!
香水が苦手な私はびっくり。なぜか子ども時代の授業参観を思い出しました…。
息子の友達が来る場合、ボール1つと水着があればずっと遊んでいます。
時々、おやつと飲み物を差し入れすると、がっつきにくる。
男の子はラクです。
女の子って何するんだろう?と見ていると、
庭にカビーハウスを作ってました。
超かわいい
椅子を2つ置いて、上にシーツをかぶせて、その下に
お気に入りの本や小物を持ち込んで、自分たちの隠れ家を仕立てているのです。
可愛いチェック柄のラグを渡したら
喜んでじゅうたん代わりにしてました。
入室するにはサインが必要という、空想の中にいるんだか
現実派なのか良くわからない世界に住んでいる2人。
夕ご飯の後、しばらくテレビを観て
その後、すぐ寝るわけがありません!
しばらくクスクス笑い声が聞こえるので見てみると、
天井に星空が映るおもちゃで、またファンタジーの世界にいってました(笑)
翌朝、私は寝坊。(お友達が来てる時くらい起きろよ!と自分にも
ツッコミを入れたくなります)
「ごめーん、ママ寝坊しちゃった」と起きて行くと、
なんとホットケーキを焼く準備万端!
キッチンベンチには、材料やボウルなどの器具がきちんと並んで。
「私たち6時半から起きて待ってたんだよ」と張り切ってます。あらら。もう9時。
起きていきなり、2人と一緒にホットケーキを作りました。
ちゃんと子ども用のレシピも用意してあり、読ませながら指示。
私も要領が良くないので(笑)、ダンナに冷ややかな視線を送られつつ
楽しく作りました。
子どもなので、途中で違うことに興味が移っていなくなってしまいましたが、
それでも、やっぱり女の子って違うな〜。
(確か前回、息子の友達が泊まりに来た時は、
ぼーっと朝起きて来て、私が作ったホットケーキをテレビを観ながら
ぼそぼそ食べていた。)
できたホットケーキにフルーツを切って添えてあげたら、
2人は裏庭に持って行き、ピクニックしてました。
お盆には摘んできたお花も添えてあって…
いちいち女の子っぽい!
お隣の子もジョイントして楽しそうです。
自分の子ども時代とは環境がずいぶん違うけれど、何となく
現実と夢の間みたいな、ファジーな世界に住んでいた頃を
思い出して懐かしくなりました。
子どもって可愛いですね。ほんと。
日頃、お金の勘定やビジネスで乾き気味の心がちょっと潤った気がしました★
作る、売る、買うのハッピートライアングル。
2008年04月25日
社用車が思った以上にコンディションが悪くなり、
そろそろ買い替えかな、と。
でも私は車のことはよくわからないので、
ダンナに下取りの料金を聞いてきてもらうよう
お願いしました。
(日本人で、しかも女だとボラれる可能性は
非常に高い)
すると、「新車買ってきた」との電話が。
もう買っちゃったの!びっくり。
でも、延長しても意味ないからいいか。
「1日遅れのバースデープレゼントだね」
って、ちょっと違う気もしますが。
買ったのはホンダのジャズ。
(日本ではフィットと言う)
これで2台目なので、どんな車かはわかります。
セールスマンが書類作成のために
オフィスに来ると、なんと彼は
うちのスタッフのゆみこさんの
シェアメイトの彼氏でした。
ケアンズ、狭いな~。
もともとメカニックだったという
オーウェンはホンダの質の高さに
惚れ込んでいて、
語りだすと止まらない。
社員トレーニングでは、創業者の
本田宗一郎氏のことも学ぶそうで
よく知ってました。
「ホンダはトップがメカ出身の人ばかりなんだ。
マーケティングとか、MBA畑じゃなくて
本当に車のことを知り尽くした人たちが
動かしている会社なんだよ」
社員が自社の製品に惚れてるって
聞いていても気持ちがいいものだな、
と思いました。
きっとあなたの役に立つ、って
自信と情熱を持って語れますからね。
あと、日本の製品がこんなに受け入れられて
いることも嬉しく感じました。
ただ、引渡しの時のチェック事項の多さには
彼も、日本人的。と苦笑いしてました(笑)
いざ私が乗って帰るときには、
「どうも有難う。何かあったら、すぐに
連絡してね。あ、最後にちょっと待って」
と、言ってなんと赤ワインのボトルを。
自社のラベル付き。
これも、シナリオのうちなんでしょうか。
でき過ぎだよ、ホンダ。
製品に手抜きがなくて、
売り手にも作り手のパッションが伝染していて、
買い手に、ちょっとした感動を与えてくれる。
良い商売のお手本を見た気分でした★
また1つ年を取りました…。
2008年04月21日
4月は、日本では新学期など新たな始まりの月ですよね。
私個人的には、結婚記念日の1週間後が誕生日、という
自分の中の始まり&けじめの行事がある
スペシャルな月でもあります。
最近読んだ本の中に、稲森和夫氏の「生き方」というのが
あるのですが、その中に
「今の状況は自分が想い描いていたもの」
と書かれていました。
?? じゃあ、みんな幸せになってそうなものだけど?
と思っていた翌日、あるオージーと話していたら
ハッピーオーラでまくりの彼が言うのです。
「全ては、自分の心の投影なんだよ。
次はあれをやらなきゃ、と焦ると元気がなくなる。
いくらやることがいっぱいあっても、今目の前にあることに
集中するようにしたら、何か心が軽くなった。
結局、未来って今につながってるじゃん。
今が未来なんだよ。
今がハッピーじゃなきゃ、
未来だけハッピーになれるわけないじゃん」
あ〜。そういうことですね。
漠然とでも、「こういう自分になっていたい」と思ったら
"今" を一生懸命生きなきゃいけない。
41才のつたない頭で考えるに、一生懸命生きるというのは
周りの全てに感謝しつつ、自分の目の前に差し出されたものに
心を込めて取り組むことではないかと…。
嫌なこともいっぱいありますけどね!
ムカつく人もいますけどね!
それも今の自分に与えられた課題なのかな、と思うと
コイツ、成長するチャンスをくれているのか?
と、乗り切れます。
(成長したかどうかはわからないけど)
宿題は最終日まで残さない方が幸せです…。たぶん。
町を歩いていたら、あるレストランに
"LIFE IS UNCERTAIN. HAVE YOUR DESSERT FIRST"
(人生、何があるかわからない。デザートは先に食べるべし)
というサインが出ていて、
今の私には真実だな〜と笑ったのでした。
(デザートが食べられないと甘党の私はとっても後悔します)
バースデーは家族で玄海さんへ。お子様セットでもこのボリューム!
前菜の茶碗蒸しも初めての味(私は作れない…)で、かなり気に入った様子。
子ども達も、器1つ1つ、盛りつけ1つ1つにPRETTY!と
反応してました。
たまにはいいレストランに連れて行った方がいいな、と実感。
もちろん、私もディナーを超!堪能しました。
家に帰るとサプライズのケーキ!
ろうそくは何と私が好きなシャンペンボトルの形。
そして私が好きなベイクドチーズケーキと、
子ども達、自分らの好みを押さえて
ナイスなチョイスをしてくれました
昼は、スタッフのみんなからも
マティーニグラスのセットと心温まるカードをもらい、
今の私は幸せ。
って感じたバースデーでした。どうも有り難うです
結婚15周年!
2008年04月10日
今日は私たちの結婚記念日なのでした。
出かける前に、Happy Anniversary !という祝福とともに
娘がニコニコ顔で素敵な花束をくれました。
「ここまでの15年は僕が料理担当したから、
次の15年はよろしく」とダンナ。
(それは、きっと実現しないと思います。)
「ママからパパには何かないの?」と無邪気に聞く子どもたち。
「………ない」
「え〜」
「じゃ、行ってきまーす」
しかし、15年か〜。時間が経つのはウソのように早いです。
確か15年前のこの日は挙式準備で忙しかったな。
自分たちでオーガナイズした人前式だったので…
当時はレストランウェディングなるものすらありませんでした。
生演奏を友人家族に頼んだり、レストランのオーナーさんに
無理いってオーストラリアのお酒をBYOさせてもらったり。
色々なことがありました。
今思うに、なぜそんなに私が忙しかったかと言うと、
挙式当日は新郎新婦は
式まで会ってはいけないという
変な?習慣がオーストラリアにあるからです!
携帯もない当時、連絡も取れず、英語だから家族に
ダンナへの伝言も頼めず、非常に苦労した記憶が…。
日本の式なんだから、融通を効かせてくれって感じでした。
式場を決めるときも、引き出物を買うときも
ダンナはいなかった。
条件だけ出して、海に出てしまって…
(当時、一等航海士として貨物船の操縦してました)
再び、携帯もメールもない時代だったので
苦労しました。
あれ、愚痴っぽくなってます。
15年も続いたのはすごいことです。
祝福しなければならないのに!
でも今思えばこの頃から、
肝心なことは自分でしっかり向き合おう
的な気分になってました(笑)
怠け者の私には良いパートナーだ。
いわゆるいい妻とか、良妻賢母という
カテゴリーにまったく当てはまらない、
私のような人間に今のところ愛想をつかさない
辛抱強いダンナに感謝します。
そうそう、楽天Womanさんと言うサイトで、ちょこっと
フィーチャーされました。
タイムリーなことに(?)ダンナのコメント入りです。
(実は私が書いた・笑)
アニバーサリーのいい記念になりました。
楽天さん、有り難うございます
息子がボールボーイを
2008年04月04日
オーストラリアは、ラグビーがとても盛んです。
シーズン開幕と言う事で、今は週末はテレビ放映も多いし、
スタープレイヤーは、雑誌などでもひっぱりだこ。
実は、私もラグビー観戦が好きで、
日本人の女友達と話していると、●●はかっこいいよね〜という
話で盛り上がったりします(笑)
牛のような体格の人達が本気でぶつかりあう様は圧巻。
サッカーみたいに転んで痛がって
ペナルティを取ろうとするシーンはナシ。
(サッカーファンの方すみません)
試合が中断する場合は、たいていそのプレイヤーは
アゴを骨折とか、肩がはずれたとか、コワい怪我をしています…
アンドリュー・ジョーンズなんて倒れた後イビキをかきだして
死んでしまうのではと心配したほどでした。
だから観るのは好きだけど、自分の息子がラグビーやりたいと
言い出した時は、ちょっと微妙で。
でも、地元少年チームに入ってからもう5年。
へなちょこなので、(ごめん)
怪我の心配も今のところありません。
「今日、タックルしてここにアザができた〜」
「すごいじゃん。えらいえらい」
と言った会話に、「母親って、ふつう心配しない?」とダンナは呆れ顔。
先日、ケアンズの新チーム「ノーザンプライド」が
ボールボーイを募集していて、
息子は張り切ってなぜなりたいか
動機の作文を添えて応募したのでした。
で、見事選ばれました!
(応募が少なかっただけかもしれないけど)
この間の土曜日ケアンズでデビュー戦があるということで
小雨の降る中、家族で観戦に。
後ろ姿の少年が息子。
選手たちが控え室に戻るところです。
プロは大きい!
ボールボーイの少年たちはユニフォームをもらい
簡単なトレーニングも受けて準備万端です。
実は、この時初めてボールボーイの存在に気づいた私。
試合中にボールがフィールドの外などに出てしまった際に
代わりのボールを渡して、出たボールを取りに行く役割の子です。
テレビにも写らない地味〜な存在だけど、
見てると結構忙しそう。
でも、迫力ある試合を間近で見られるし
ラグビーをしている息子にとっては、
とても良い体験になったよう。
何でも積極的にチャレンジしてみるというのは
いいことだよね。
今シーズンは、ケアンズでの試合には
ボールボーイとして参加するので忙しくなるようです。
私としても観戦の理由が1つ増えて嬉しいかな。
我が家のイースター
2008年03月28日
我が家では、イースターエッグハンティングが
イースターサンデーの恒例になっています。
要は、卵の形をしたチョコを探す遊び。
(イースター→キリスト復活祭→
シンボルは生まれ変わり→卵と繁殖を表わすウサギ
(諸説あり)
ということで、イースター前はスーパーなどで
ウサギの形や卵の形をしたイースターチョコが
たくさん売られます。)
うちの子は、そろそろ親がこの遊びを
してくれなくなるのではいかと感じたようで、
2人でこんなレター(写真つき!)を作って
前夜にテーブルに出してありました。
ここまでされたら、やるしかない…。
クリスマスのサンタのような感じで、
イースターバニー(ウサギ)が卵を隠す設定なので、
前夜、手紙のあった横に人参の食べかけを
置いておき(←芸が細かい!)
「最初の卵は、ステーキの匂いの
する近くに隠したぜ」とヒントを。
(答はバーベキューの横)
↑1つめのエッグを見つけてご機嫌。
と言う感じで、エッグの横にあるヒントを読んで、庭中を探します。
去年は、娘に「バニーのヒントの字はパパの字にそっくりだね」
と言われたので、今年はわざわざパソコンで打ってプリントアウト
していたダンナ。
悪いけど、私は前夜眠くて寝てしまった…
しかし、ヒントも「人参の食べ過ぎで下痢になりそうだ」って
トイレの近くに卵を置いてたり、笑えます。
そんなヒントですぐにピンとくるのはやっぱり親子だ…。
そして!
何故か 我が家では、エッグハンティングの最後には
プレゼントが待っているのです。
息子も娘も、欲しがっていたラグビーチームの
シャツやら、バックパックやらをもらい大満足。
ああ、こどもっていいなあ。
この後、イースター恒例のホットクロスバン
(キリスト復活を表わす十字架があしらわれたパン)を
ダンナと娘とお友達で焼いてました。
↑サーブするのが待ちきれない
そしてなんと!
この日のために、うちの子とお隣のお子さんでコンサートを企画。
両家の親はホットクロスバンとコーヒーをいただきつつ、
可愛らしいパフォーマンスを楽しみました。
女の子たちが作ったイースターの詞に、息子がコードを
つけて演奏、お隣のお兄ちゃんが司会と完璧です★
このために、よく集まって練習もしてたし
いちいち(?)イベントを
最大限に楽しむところが偉い。
あー、寝坊したいと思いつつ、エッグハンティングのために
起こされ、ずっと眠かった私と大違い。
ほんと、子どもは偉い。
(コンサートのポスターまで作ってましたから)
この後、おばあちゃんの住む高原まで出かけ、
更にイースタープレゼントをもらい、
ピクニックまでしてきて
親は大忙し、子どもは大喜びの1日でした。
(私はいつもながら、帰宅後は車酔いで苦しみました)
こんな、ほのぼのイースターはあと何回くらいかな…
そう思うと大人も楽しまなきゃ損ですね。
心の声に素直に生きるということ
2008年03月18日
空いている時間を見つけて、ボディショップの創設者
アニータ・ロディックさんの "BODY & SOUL" という本を読んでいます。
1代で、世界各国に何千というフランチャライズを持つ
大企業を作った女性…
環境保護運動など、スキンケア製品を売るという商売の枠組みを
超えた活動が有名で、マスコミへの売り込みがうまい
(広告を打ったことがないそうです)と
皮肉交じりに言われることが多かったけれど
それは、マーケティングだとか販売促進戦略だとか、
ものごとに理屈をつけたい人たちの言葉。
彼女には、「こういう活動をしたら、商品のいいPRになる」
なんて打算は全くなかったんですよね。
この本から学べるのは「心の声に素直に生きる」ことの大切さです。
自分が問題意識を持った社会の様々なできごと
(環境破壊だったり、文化の消滅だったり)に果敢に取り組む。
彼女にとっては、会社はマネーゲームのためのものではなくて
社会の変革のための一勢力だったんですね。
だから、クリームを売るだけの仕事とわかっていながらも
従業員にボディショップで働いているという誇りを
持ってもらいたかったそうです。
「仕事は人生に意味を持たせる経験になりえるし、
そうなるべきであり、そういう状態にするには、
企業としての理想を育むことによってだと
私たちは信じていました」
魂を持った商人!
世界中に広がる自社のお店のショーウィンドウを
意識改革のためのメッセージボードのように使う
その潔さ!アイディア!
(オゾン層破壊の危険を訴えつつ、
スプレーに使われるフロンガスを減らそうと
商品展開にもつなげる、と言ったやり方など)
見るもの聞くもの、心にわいた問題意識、正義感が
すべて仕事に映されるその様にしびれます★
何よりカッコいいのは、「狙ってない」こと。
アニータさんは、私は神様がこの世に
メッセンジャーとして送った人だと思います。
だから、この世を少しでも良くするために
企業というステージを与えられたんじゃないかと。
世間の目とか、今までの風習とか権威に惑わされず
堂々と自分の思いを形にする生き方。
去年、彼女はまだ60代の若さで突然亡くなってしまったけど
なんて、濃い人生だろう…と心底憧れてしまいました。
ついでに、ものすごい資産家になったけれども
冨は精神を蝕むものだと考えていて、
どんどん会社として無償の活動も展開。
周りにGIVE GIVE GIVEだったそうです。
この本を書かれたのは彼女が48歳の時。
彼女も移民の子で、どこか違和感を感じつつも
ものおじすることなく生をまっとうされました。
ああ、あと8年足らずでこんな風に社会のためになる
仕事をする人間になれているだろうか、自分は…
でも、自分はこういうスタイルに憧れてるんだと
気づけた一冊に巡り合えてラッキーです。
報告が遅れましたが…
2008年03月17日
数週間前に、やっとオフィスの看板がつきました。
かっこいいアジア系というかなり抽象的な注文に
大輔さんがしっかり応えてくれました。
ゲイシャ、フジヤマっていう日本のステレオタイプな
イメージを覆したかったのです。
しかし、サインライターさんは、全ての看板に間違いを…
「これ、図柄が渡したのと違うんですけど」
「えっ?ほんとだ…やり直してくる。もう1回データちょうだい」
って言う会話を4回くらいした気がします。
素直だけど、こんなに間違えんなよ〜とも思います。
でも取り付け作業は大変そう。
「めんどくさい」と思っちゃうと、とことん嫌になってしまいますが
フィル(という名前でした)みたいに
「もう1回やり直す」ってことだけ思えば大した問題ではないのかもしれませんね。
そういえばこれって、子どもが小さかった時に会得した技?でした。
子どもって必ず途中で何か言ってくるから、やっていることが片付かない。
でも、その時いちいち「めんどくさ〜」と思うと辛くなる。
OK、って余分な感情を入れずに進めると、自分もラクになります。
さすが、子どもに近いオージー。
(失礼…でもしばしばそう思わせられます。我慢しないし)
私だったらこんなこと、何度もしたくない…。
でもまめに足を運んでくれて、色々相談できたし良かったです。
スタッフのともこさん曰く、
「こんなに大きい男の人が、大きい手で一生懸命細かい作業してるの、可愛いですね」
一生懸命やるのは仕事だから当たり前じゃないか?と思う
おばさん化した自分の感性を恥じつつ…。
とにかく、やっと自分たちの拠点ができた!と言う気がして
落ち着いた気分です。
新しい場所がどんな風を吹き込んでくれるのか、無国籍な雰囲気?の漂うオフィスで
見守りたいと思います。
(今のところ、やってくるお客さんからの反応は上々…かな?)
泥棒に入られました…
2008年02月25日
ありえない!
事件が起きたのは土曜日の夜。
その日に限って、ダンナと息子は
ラグビーの観戦に行っており、
帰りが遅かったので娘が私の横で寝ていました。
深夜、カタカタ物音がするので
目が覚めると、なんと私が寝ていた
真横のベッドサイドテーブルの
引き出しを荒らしている人が。
???
寝ぼけつつ、何やってるの?と声をかけると
ピタっと動きが止まって。
数秒間かかって、これ泥棒だ!と目が覚め始め…
ライトをつけると、ヤツはかがんで顔を隠して動かない。
「ちょっと何やってんのよ!」ともう一度言うと
逃げようとするので手首を掴みました。
「何もしてない。何もしてない」と
いきなり降参ポーズ。
ありえない。
ダンナを何度も何度も呼んだけど起きてこないし。
ありえない。
手錠でもあったらかけたかったけど、
このまま手首をつかんで、どうやって保管?
しておけばいいの〜?
仲間が来たらやだなあ。
ナイフでも持っていたらいやだなあ。
後ろを見ると、娘が固まって見ていたので、
逃がしちゃいました。
その後、気づいた。
私のお財布とiPodと携帯、そして
車(2台分)のスペアキーがない!!!
「ちょっと、私のお財布取られた!起きてよっ」と
揺り起こして、やっとダンナは事態を把握しました。
遅い…
警察の人は10分も経たないうちに来てくれて
事情徴収。
翌朝は、息子のクリケット選抜で遠征試合があったので、
男2人は朝7時に出発。
(可哀想に。完全に寝不足だったはず)
私と娘で、指紋を取るという警察官を待ちました。
1時間半くらいかかって、色んな所の指紋を。
つるつるの表面の方が取り易いらしいです。
CSIのようだ…と興味津々の私たち。
「すごい黒い足跡がある!」と言うと
「娘さんが、指紋用のパウダー踏んじゃったみたいだね。
足跡がいっぱいあるよ」と苦笑い。
彼によると、その晩、近所で自動車が2台盗まれ
泥棒に合った家も何軒か。
こわ〜
っていうか、しっかり犯人の顔を見て、しかも
話をしたのは私だけらしく。
寝る前に、Gacktさんのインタビュー記事を読んでいて、
「大切な人を守れなきゃいけない。だから柔軟性と
瞬発力を高めるトレーニングを常にしている」とあり、
戦争もないけど、こういう考え方の人がいるんだ…
守ってもらえる人、いいなあ、なんて思っていたとこでした。
でも、もしかして、自分は守るタイプ??
*後日談
超気にいっていて、今はそのカラーは製造していないという
名前入りのヴィトンのお財布と、
子どもの写真、なんと泥棒はうちのバルコニーに
置いて行ってました。
ちょっとラッキー?…
お札だけ抜いてったようです。
以来、戸締まりに超気を付けている我が家ですが、
子どもが恐がってしまっているのが気になります…
「怖いというより怒るべきなんだ。この間買ったバッグまで
取られてたとしたら、ママはヤツを殺してたかもしれないよ」と
ダンナがへーんな慰め方を…
とにかく皆さんも気をつけて下さい。
この一件では、気が引き締まったと共に、真夜中に働いている方
(クレジットカード会社、警察官、電話会社など)が
いて、安全が守られるんだなあという気づきもありました。
有り難いことですね。
多国語ラジオ放送発表パーティー
2008年02月15日
何と8年の歳月をかけて到達したという、地元ラジオ局(FM89.1)と
SBSのコラボレーションの発表パーティーがありました。
SBSは、テレビでも他言語の様々な番組を流していますが、
そのラジオ版をケアンズでもオンエアしたいという声が上がったのが
8年前なのだそう。
移民を受け入れて50周年という時で、これだけ移民が暮すケアンズに
こういうラジオはきっと必要!と、ケアンズ・コミュニティ・ブロードキャスターズの
方々や、ケアンズ市のマルチカルチャーオフィサーが活動を開始したのです。
(今は、町中にも色んな肌の色の人が普通〜にたくさんいますが、
移民が始まってまだ50年ちょっとのことなんですね…)
パーティーでは、市の立場からこの活動をサポートしてきた
ディーバさんの挨拶のあと、
アボリジニの方が代表してディジャリドゥを演奏。
スピーチによると、SBSの電波を受け入れるトランスミッションサイトが
代々アボリジニの方が所有してきた、ヤラバーという土地にあるので、
部族を代表して歓迎の演奏を…とのことでした。
マルチカルチャーと言えば、この発表会が行われたのも
ドイツ人会の会館で、まるでドイツにいるような可愛らしい雰囲気でした。
民族衣装を着てきた方も。
まさにマルチカルチャー!
また、コミュニティラジオFM89.1局のセクレタリーで、
精力的にこのプランの実現に向けて活動されてきたギリアンさんのスピーチも。
数々の書類提出、問題、問題クリアを重ねて3年間。
しかも、技師が来て、後はチューニングするだけで
SBS放送がケアンズで流れるはず、という段階で何と大雨!
ほんと色々なご苦労があったようです。
実現に至るまでのたくさんの方の情熱に驚きました。
真剣にコミュニティのことを考えている方がこんなに
いるんだ!と、少し恥ずかしい気持ちにも。
自分はあまりにも受け身でした…。
放送は、SBSの番組の他に、ケアンズならではの番組が
19ヶ国で行われる予定。
プレゼンターの方は皆さんボランティアです。
日本語放送を担当するのは、CQLA社代表のMIKAさん。
左からCairns FM 89.1セクレタリーのギリアンさん、
ケアンズ市マルチカルチャーオフィサーのディーバさん(小誌でのインタビューはこちら)
右がMIKAさん
日本語番組は毎週水曜の朝6〜7時です。
早いけど、聴かなくちゃ!
かけてほしい音楽などあったら、CDを提供して下さい。
MIKAさんのメールはこちらです。
リビングインケアンズとしても、ニュースやネタの提供など
できる形で協力していく予定。
皆さんも、ぜひ一緒に日本コミュニティを盛り上げて下さいね★
日本文化ってロハス!
2008年02月12日
今習っているのは、空手とお茶…
日本にいたときは全く興味のなかった和の世界に、まさかケアンズで
触れられる機会があるなんて。
幸せなことですね~
それも、教えてくださる先生や周りの方の協力があるからこそ。
ほんと、感謝です。
今回は、「初釜」を初体験させていただきました!
祖母の形見の着物もデビュー。いつ着れるかなと思っていたのでワクワク。
もちろん私は着付けができないので、英美さんに着せてもらいました。
参加した他の方の帯の結び方も全部変えて、しかも手早い!
いやーすごい。
彼女はお料理がうまいだけではありませんでした。
(英美さんのレシピを読みたい方、こちらへどうぞ★)
しかも、一緒に習っている方の中には美容師さんもいたので
みんなのヘアを整えてくれました。
特技があるって素敵。
鏡を見て気づいたけど、私すっぴんで来ちゃったんですよね…
日曜だったのでつい。おいおい。
でも、着物も日の目を見れて、天国の祖母も
仕立て直しや小物を手配してくれた母や叔母も喜んでくれたと思います。
たまには孝行!?
先生のみかこさん(右)をはじめ、先輩にも一から十まで教わっています。
並んでみたら「細雪」になりました。(笑)
懐石もおいし~!お手製です。
日本人で良かった
いただきながら、つくづく感じたのですが、日本の伝統って本当に美しくって
ていねいで、環境に優しくて、ムダがないですね。
一瞬一瞬を慈しむ文化というか…
作ってくれた人に感謝し、給ししてくれる人に感謝し、その空間に感謝し。
もう本当に、まるごと慈しんで味わう感じが、とても新鮮でした。
最後には自分で器もふくんですね。
それに、同じお茶碗を他の方と共有して使うっていうのもエコだな~。
ロハスとかスローライフとか、色んな言葉が使われる現代だけど、
日本文化に伝承されてきたものって、そのものじゃないですか!
すごい発見した気分です。
お茶は、私は劣等生ながらも頭が真っ白になるところが好きです。
一つ一つの所作に集中できるって、日常ではなかなかできないことなので…
(でも早く覚えなければ×)
とてもとても贅沢なひとときでした。
皆さん、本当にありがとう!
音楽の才能が日本へも!
2008年02月04日
何年か前にオフィスに届いた1通の手紙。
そこには、いつか日本で演奏をしたいけれど、コネがまったくなく、
どこから行動を起こしていいかわからない。
でも、どうしてもこの夢を叶えたい!という
情熱あふれる文面と、プロフィールがしたためてありました。
写真を見るとかっこいい青年(笑)
真剣に求めているのが伝わってきて、リビングインケアンズで
応援してあげようと思いました。
すぐにできることと言えばインタビューすることで、
日本語の活字になれば、彼の日本での活動のとっかかりには
なるかな、と。
ギグを見に行って、がーんとやられました!
なんと悲しげなブルース&カントリーを若干25歳(確か…)の
彼が奏でて歌うのです。
作詞作曲をこなし、楽器も触るとだいたい弾けるようになっちゃうんだって。
この人、からだ全体がミュージックだなあと感じました。
雑誌が出た後は、ティムタムを1箱
オフィスにお礼として持ってきてくれたり、(やることが可愛い)
自分にできる精一杯のことは、と
オフィスで生演奏してくれたり(音がでかかったけど、今思えば贅沢)
日本人的な 律儀な面がある人なのです。
その後、日本に行って演奏できた!とか連絡をくれたりしていたのですが、
今日は数年ぶりに電話で話しました。
話していても歌ってるようなハスキーボイスも健在。
拠点をブリスベンに移していて、今では各国をツアーで廻る
アーティストに大成長しました。
日本での演奏も今度の7月で4回目とか。
ニューヨークにも進出予定と、波に乗ってます。
でも、日本が大~好きだそうだ。
あれだけ律儀でシャイだったら、きっと日本と波長が合うだろうなと
思っていたら案の定です。
「そんなに日本が楽しかったなら体験談でも書いてよ」と言うと
即OK!
写真もくれたので、今度訳して記事にしますね。
昔の名前で呼んでたら、「僕もうその名前は使ってないんだよ。
みんなエイトボール・エイトキンっていうステージネームで
呼んでいるから、けいこもそうしてね」
と言われ、ちょっと悲しいような??
出世してくな~周りの人たち…
でも、とても喜ばしいことです。
彼のソウルあふれる音楽が、より多くの人に触れられるよう
これからも応援していこうと思います。
私はオレンジ。
2008年01月31日
また自分のオーラの写真を撮ってみました。
数年前に撮った時は、真っ赤っか。
でも、年齢も積んだ今は、少しソフトになったかな?
と期待してたのに…
今度は派手なオレンジでした〜。
本を見ると、オレンジは
クリエイティブとか、起業家によく
出る色とか、ついてる時とか載ってました。
(撮影時の心理状況でも色が変わるみたいです)
「君は見かけはジェントルだけど
中身はサムライだ」と仲の良い人に言われて
何言ってんだ、こいつは…と思ったけど、
このクッキリした色の出方を見て、
結構、見破ってたかもしれない、と思った次第です。
自分の知らない自分を
色が教えてくれるなんて、面白いですね。
(でも、私サムライじゃないよ )
損得勘定を超えた幸せ
2008年01月31日
休み中に、ドライブしていて、ふとリビングインケアンズの記事に
載っていたご夫妻の畑の近くだ、会ってみたいなと思って
いきなり一家でおじゃましてしまいました。
オーストリアで成功していて、ゴージャスな生活を
送っていたにも関わらず、「お金で買えない大切なもの」に
気づき、全てを清算して、40代半ばにして
移住して来たご夫妻です。
彼等が行っているのは、バイオダイナミック製法による農業。
すべては循環している、という考えのもと
農薬などを使わずに作物を育てています。
ビジネス的には、パンプキンシードオイルや
かぼちゃの種を販売。
もちろん買いました!
オイルは、ナッツみたいなフレーバーで、
カラダにいいのはもちろん、アイスクリームなどに
ちょっとふりかけてもいい感じ。
肩の力が抜けた、でも大地にしっかり立っている
お2人の姿は、一言で言うと「満足して生きている」
という感じ。
単純に、いいな〜と憧れの気持ち。
自分は肩肘張ってる、と我ながら思うから。
「何か違う」って心が疼いたら、やっぱりその気持ちに
対峙するべきなんでしょうね。
そこで損得勘定が入ってしまうと、
捨てるものも捨てられない。
ジョセフさんみたいに、海外に移住なんて
すごい勇気が必要ですしね。
しかも、一度金銭的に成功しちゃうと
そこから離れるのは難しい。
彼等にお会いして、満ち足りた生活っていうのは、
頭じゃなくて感覚に従った時に生まれるのかも、
と思いました。
全てがつながって循環している、という
バイオダイナミックを色んな方向から伝えたいと
精を出す彼等。
今後、少しでもお手伝いできたら、と
思っています。
(私が畑を耕すことはないと思うけど・笑)
ふと立ち寄った畑で、素敵な人生の先輩にお会いできて
ラッキーでした!
その後、ダンナも牛乳もヨーグルトも
バイオダイナミックのものを買うようになったりして。
ちょっとした出会いで、ちょっとしたことが
変わるものなんですね
彼等のストーリーは、こちらにも載ってます。
興味があったらどうぞ…。
マイケアンズbookの苦労…
2008年01月29日
弊社で発行しているガイドブック、マイケアンズbookは
日本で印刷し、これからケアンズへ行く方を対象に
日本で無料で配布しています。
(こちらのフォームを送っていただいたら、宅急便を手配します★)
制作の苦労は普通にあるとして、今回すごい事態にはまりました。
基本的に日本で配布ですが、1万部ちょっとは、ケアンズにいる
ワーホリさんや観光の方のために船で送っているのです。
そして、今回。
8月に無事日本では発行され、注文もどしどし??
順調〜にはけていたのですが。
待てども待てども、ケアンズに来ない!
実は、一度オフィスに配達の人が来たんですよ。
エレベーターの場所を教えて、それ以来消えてしまったのです。
ランドオペレーターに連絡すると、
「請求漏れがあるから支払いがあるまでモノは渡さない」だって。
自分が、請求し忘れてたのに!
もし、スムーズに届けられていたらその500ドルのことも
気づかなかったのでしょうか?
まあ、本当に色々ありまして、一度やってきたお兄さんは
他の急な仕事か何かが入ったとか、手配した人がその後病欠で
行方不明になったとか、クリスマスホリデーでボスがいないとか。
誰に何を聞いても、らちがあかない!
オーストラリアでビジネスをしていて、よく思うんですけど、
ここの人って連帯責任という感覚が薄い。
「私は知らない」「私のせいじゃない」ってよく聞きます。
会社としての責任みたいな気持ちはないんですね。
個人主義、徹底してます…
実物を見せないと、広告費の請求をしては悪いなと
思っていて、でもすぐ見つかると思って、お客様に
知らせるタイミングを逃し…
さすがに時間がかかりすぎていたので、
日本からお客様の冊数だけ速達で送ってもらって、
請求書を作り直したまさにその日、
見つかりました!
ブリスベンへ行っていたそうだ。
成り行きはよくわからないけど、最後は船関係の仕事をしている
ダンナが直にオフィスへ行ってくれて見つかったのでした。
もう少しで、訴えるところでした。
保険のこととか被害額とか色々調べているところでした。
広告主様からもお叱りを受けました。
本当に申し訳ございません。もっと早くお知らせするべきでした。
人が期待通りに動いてくれると期待しちゃいけないですね。
たとえ、そのサービスにお金を払っていても。
箱がオフィスに着いた後、速攻でゆみこさんと大輔さんが配達してくれました。
ご迷惑をおかけした皆様、本当にごめんなさい。
どうでもいいけど、また白髪が増えた気がする今日このごろです…。
オーストラリアデイ
2008年01月26日
今年のオーストラリアデイの
栄誉国民賞 Australian of the Yearは、
クイーンズランド州からノミネートされていた
カントリーミュージック・ミュージシャンの
Lee Kernaghanさんが受賞しました。
ミュージシャンが?と、ちょっと意外だったのですが
スピーチからあふれ出る彼の
祖国への想いは暑い!
オーストラリアの素晴らしさは、人だ!と
強調していました。
助け合う気持ち、奉仕の気持ち。
不屈の精神。
そんなメイトシップを持つ
オーストラリア人を誇りに想う。と。
彼は、干害で大変な苦境にある地域で
コンサートを行って、人々を励ましたり、
自分の収入の多くを、そんな地域復興への
寄付にまわしているのです。
ミュージシャンとしても24個の賞を
取っていたり、国内で最高の地位を得ていながら、
活動の源泉が自分の名誉とかサクセスのためではなくて
オーストラリア、という国にあるところが
かっこいいな、と思いました。
この国に生まれて良かった。
この国のために何かしたい。
そんなことを自然に思う子どもが
育っていったら、素晴らしいだろうなあ。
(右とか左じゃなくて。)
日本はどんな感じですか?
リビケン発送終了。でも。
2008年01月21日
先週半ば、新しく出たリビングインケアンズの郵送と
請求書の発行、郵送作業を終えました。
何しろ100件以上のお客様1件1件について
雑誌を配達したか、それとも1部郵送か、
請求書に間違いはないか、
(一括払いだったり分割だったり色々…)を
確認しつつの作業です。
会計担当が請求書とステートメントを発行、
私はお客様向けの英語のニュースレター作成、
もう1人のスタッフが発送作業と
普段は分担作業。
でも、今回はTOMOKOさんが
入社初の作業だったのでちょっと手伝いました。
2メートルの長さのテーブルが隅々まで山積み。
で、1日がかり…。
(データベースを作り変えたり工夫を加えたので
次からちょっと楽になるかもしれませんが。)
手を動かしながら、
私は「懐かしい~」気分を
味わいました。
昔は月刊で、月に一度
自分でこの作業をしてたんだよね。
当時は1人何役もしていたので、
手作り感あふれる雑誌を送ったり、
配布したりする作業は
我が子がやっと日の目を見る?気分で
結構楽しかったものです。
船着場で、クルーズから帰ってくる方に
手渡ししてたことも。
そして、週末に家族でドライブ気分で
配っていた時代もありました。
ワーキングホリデーの男の子たちが
一生懸命、自転車で
配ってくれたこともあったなあ。
本当に、色んな人が助けてくれて
続いているんだ、と胸がいっぱいに。
しかも、こんなにたくさんの方に配送させて
いただけるとは…。
当時はたぶんイメージしてませんでした。
目の前のことを一生懸命やってたら
続いてた的なビジネスなので。
(ビジネスのハウツー本からいくと
私のやり方はノーグッドですね)
でも、たくさんの方が
楽しみに読んでくれる。
そういうイメージはあったかな。
たまに、最近していなかった作業をすると
初心に還れて良いものだ、と思いました。
BUT。
この数日、請求書の間違いやら?で電話が
たくさん…
はあ。何かを発信すると良いにつけ
悪いにつけ、リターンがあるものですね…
やっとオフィスのネットがつながりました。
2008年01月15日
今日、やっとオフィスにADSLがつながりました。
引っ越してから1週間ちょっと…
メールが使えないというのは、
こんなに不便なんだと
嫌というほど実感しました。
仕事の依頼も見積もりも納品も全部メール。
宅配の人がディスクを
届けてくれてた昔が嘘みたいです。
でも、当時の方が色んな人と
交流していた気がするなあ。
その頃から付き合いのある
オージーのグラフィックデザイナーさんや
印刷所の人、クライアントさんなどは
今でも仲良し。
先日なんて、メールがないから
クライアントのオフィスに
仕事内容を聞きに行って
数年間メールだけでやりとりしていた
方と初めて対面
便利さと引き換えに、何かを
失ってる気がしないでもないですね。
でも、メールとインターネットが
オフィスで使えるようになって
本当に良かった!
自宅で夜中に作業というパターンから
抜け出せます…やっと。
あとは、壊れたプリンターの修理と
電話線の件でテレストラと交渉することと、
オフィスのちょっとした内装工事と
看板ができたら
やっと通常の仕事に専念できるぞ~
まだゴタゴタしてます…。
2008年01月10日
引っ越しは終わったけれど、この際昔のファイルを
整理しよう、なんて思ったら既に木曜日!
早く通常の仕事をしたいけど、片付けたい。
オフィス内のLANだけは早々にセットアップしたけれど、
色々あって電話線がつながったのが昨日。
バカな私はADSLの接続に1週間かかることを知らず…
なんと現在オフィスはネットレスです!
メールの返事などが遅れていたらすみません。
とりあえず、ダイヤルアップ回線をつないで
凌いでいるのですが…
今までいかにインターネット&メールを使用していたか
痛感しました。
ゴタゴタの中、本日リビングインケアンズの
最新号も発行!暑い中、配達してもらいました。
町中にはリビケンを持って歩いている日本人の方、多数。
今日は、新たなアイディアに関する打ち合わせもあり、
スロー&ゴタゴタながら、楽しい予感もしています。
でも、早くネットつながってほしいなあ。
(今は自宅からです)
スクールホリデーなので、オフィスで遊んでもらっている子どもたち。
大輔さんのアイディアで、彼等の習字アート?をオフィスに飾る予定です!
どんな風に仕上がるのでしょうか?
心機一転!オフィス移転しました★
2008年01月07日
いや~引越しって疲れますね…
でも、引越し業者さん(牛のように大きな男の人2人。
ありえないほどの力持ち)と、
スタッフのみんなのさくさく、素晴らしい働きぶりで
片付けまでほぼ終了!
最後には専用スピーカーから音楽を流す余裕も出てきて、
すっごくイイ感じになってきました。
今までより狭くなってしまったので、
たくさんの家具をチャリティに寄付したり、
昔からの書類を自宅に持って行ったり。
何か、モノを持つって不便だな~とつくづく感じました。
昔のアボリジニさんだったら、引越しも
楽だったろうに…
でも良い機会なので、ちゃっちゃか色々なモノを
捨てて気分もスッキリ!
私は買うことも捨てることも好きなのです。
今度のオフィスは、今までのコロニアル調、
原色の壁と感じがだいぶ変わり、
木調でシックな、こじゃれた所。
しかも、郵便局や銀行の並びで人通りも
結構多いので、和のテイストと取り入れた
カッコいいディスプレイで、
オージーに新し目のアートを披露したいね、
と話しています。
(デザイナーの大輔さんに
思いっきり遊んでもらおうと思います)
どんな風になるか私も楽しみ。
このオフィスで、今年はどんな展開があるのかも
楽しみ。
昨日はあれこれ心配で一睡もできなかったので、
今日はすぐに爆睡しそうです。
週末もずっと手伝ってくれたダンナも子どもにも
大感謝…。
ついでに、今日のケアンズはストーム(嵐)警報も
出てました。
雨降って地固まる…かな?
2007年仕事納め
2007年12月23日
年末進行で、通常より10日以上早い入稿でしたが、
力を合せてやり遂げました!
お疲れさま
12月21日(金)が今年の仕事納めでもありました。
そして、カズさんのリビング・イン・ケアンズでの仕事納め…。
来年から違う会社へ行く彼のささやかな送別会を
オフィスでしました。
ワインとビールで…
経営者を12年以上してきてますが、スタッフさんが辞める時は
いつも胸が痛くなります。
昔は自分を責めたり、どうしようもない不安に襲われたりしましたが、
さすがに年の功?で、今は、それぞれが人生を歩んでいて、
ほんのひとときを共有してモノ作りをさせてもらってるんだ、と
割り切っています。
交錯できた「時」に心から感謝するし、去っていく方の
今後の人生を祝福したい。
でも、胸が痛くなるのは、
どんなに経験を積んでも変わんないんです。
同じ目標を持った仲間がいなくなってしまうんだから
悲しい気持ちは押さえられない。
カズさんには、楽しんで仕事をすることの尊さと、
人を大切にすることで生まれる広がり、を
学ばせてもらいました。
有り難うございます。
1人1人から、色んなことを教えてもらって、
今まで支えられて続いてきたなって思います。
先月から、新しくTOMOKOさんという優秀な方が入ってくれ、
2008年はどうやら新しい波を作る時らしい…
なんて考えています。
ちなみに、カズさんへのプレゼントは
ビールのマグ? 真鍮でできていて、
Living in Cairns 2007と彫ってもらいました。
(ダンナの提案です)
美味しいビールを飲んで、新しい仕事、がんばって下さいね!
リビング・イン・ケアンズのスタッフの皆様
来年はオフィスも変わるし、心機一転
また宜しくお願いします
私のスピードについてきて下さい??
そしてそして、2007年も無事発行し続けられたのは
読者とクライアントさんのお陰です。
本当に有り難うございます。
カズさんの残してくれた種をもとに、
作る人も楽しい、読む人、参加する人も楽しい、
そんなメディアをクリエイトしていきたい
と思いますので、
来年もどうぞよろしくお願いします。
ワインセミナー盛り上がりました*
2007年12月19日
小誌クライアント、カーニーズさんとの
タイアップでワインセミナーをしました。
昔、ワインの製造もしていたソムリエ、
ニックさんを招いての本格的なものです
クリスマスパーティーシーズンだったり
(私たちの入稿前の必殺シーズンだったり)
タイミング的には理想的でなく、
人が集まるか超ドキドキ…
直前までポスターを貼りに行ってもらったり、
自分たちのウェブサイトで告知したりと、
スタッフ一同、涙ぐましい??努力をしました。
企画は営業のゆみこさんとクライアントさんで
行われ、正直、私はノータッチでした。
日本では何万人をも総動員したイベントを
企画実行、成功に導いたこともある彼女。
ケアンズの規模の違いにはちょっとビックリ
したかな。
(基本は同じと言ってましたが)
結果的には、成功!と言えると思います。
あまりの盛り上がりに焦った?ほど…
40数名の皆さん、友達作って楽しそうでした。
いやー、お酒の力ってすごいですね(笑)
6種類のワインをテイスティングできて
かなりいい内容。
(と、思いました)
最後は、通訳をしてくれたカーニーズの
オーナー、ポールコールとニックコールと
ゆみこコールと、ついでに彼女の一気飲みが
あり、皆さんお土産ももらって
最高潮で幕を閉じました。
日本の居酒屋を思い出すノリでした(笑)。
うちのスタッフは、ワインをサーブしたり、
セミナーの間、飲まず食わずだったので、
参加者の皆さんが帰ってから、
カーニーズさんで軽くごはん。
デザートが出たときは歓声!素晴らしく
美味しかった。疲れているときの甘いものは最高!
スタッフの皆さん、本当にお疲れ様!
読者の方にも喜んでいただけたようで
良かった良かった。
次は、自分たちも飲めるイベントを企画しよう!?
市長さんはいいお父さん!
2007年12月16日
無事、市長さんと松本先生の対談が終了しました。
かなりご多忙なので、ムダな時間なし。
最初っから「悪いけど1時間以上は
できないよ」と釘をさされた。
ぶっつけ本番の方が本音が出るだろう、
という松本先生の考えで、事前にトピックを
市長に伝えていないし、
ちょっとプレッシャー…
まあ、自然の流れに任せよう(汗)
体も声もでかい市長。
ある意味、子どものようで、ストレートな
お方です。(遠慮しない)
こんな写真を撮りたいんですが、と
大輔さんが描いた絵コンテを
カメラマンさんが見せると、
「は?」の一言。
一瞬ビビりました(笑)
(どんな写真かは、リビングインケアンズを
お楽しみに…)
でも、お話をすると本当にまっすぐな
素敵な方なのです!
「教育」についてだったのですが、
少し前の日本人のような価値観をお持ちで、
他人を敬うこと、
人を信頼することの大切さ、
子どもが幼いときに
社会のルールを教えることの重要性
と言ったお話で、
子育て中の私も勉強になりました。
実は市長さんの娘さんと、うちの息子は同い年。
「けいこの子どもはどうだ?」といきなり
振られ、「うちの子はいい子です」と
変な答えをしてしまった…
まあ、対談の記事を読んでいただけば
わかるのですが、超人的なスケジュールの中で
自分を制してお子さんとの時間を
作っていらっしゃり、尊敬することしかり。
「みんな、できないという言い訳をしすぎ」
いやーほんとです。
話していて、人からどう思われるかは
まったく気にしていない。
自分の信念を貫く方なんだな、ということが
わかりました。
どんな質問に対する答えもムダなく明瞭。
3月に市長選があるけれど、
私はケビンさんが再選されて、ケアンズを
引っ張っていってほしいな、と思いました。
最後に撮影タイムがあったのですが、
思いがけずノリのり!
お茶目な一面も見せてくれました。
(最初は冷や汗だったけど良かったね、
カメラマンのコリン…)
スペースの都合で割愛しなくちゃ
いけない部分もあるけど、ほんと
いい対談を新春号でご披露できて嬉しいです♪
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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