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スローな会社のスローな経営
2010年06月08日
ビジネスはスローです。
オーストラリアは6月で会計年度が締めになるので、苦手な会計関連の書類の整理をしていて、いやでも現実と向き合うことに。
世界的な不況ですけど、うちのビジネスもこの2年で売上がほぼ半減!ってコワい。。。
それなのに、電気代も保険代も車のレジ代も軒並み上昇。電気代なんて10何パーセントも。
いじめとしか思えないですね。
GST税の納税も、私の報告書を見た担当会計士が「分割できるように税務署に頼んであげるね。。。」と。
そんな状況なのに、キッズ用のTシャツの注文数を予定の2倍にしてしまった。
足りなくなるのがイヤ、って自分ちのトイレットペーパーをたくさん買い込む感覚で商売やってくのはそろそろ止めた方がいいでしょうか。。
よく感覚だけで15年も会社をやってこれたな。?
また、こんな時に限ってプリンターが壊れた。
さらに、スタッフのメールが受信拒否され始め、どうやらハッキングかもというハプニングが。
これから締切でメールのやりとりが頻繁になるというのに、ありえない!
どうしよう、どうしよう、サーバーを変えた方がいいのかな。でも、ウェブサイトのシステムのこともあるし、移転となるとすごい大事。
日本とのやり取りって、本当に大変だし。
と、途方にくれつつネットで調べものをしていたら、フッと弊社のプロバイダーであるゴールドコーストのOZ*NAVI社代表、脇さんがオフィスに来られました。(ケアンズに出張中とか)
あまりのタイミングの良さにガンガン質問(笑)。少し先が見えてきました。サーバー管理もされてるそうです。
と、最近、スローな中で、難しい翻訳に焦ったり、お金がないのに焦ったり、在庫切れに焦ったり、ネットの不具合に焦ったり、会計作業に焦ったり、1人ひっそりと葛藤しております(笑)
ケアンズは快晴つづきなのに!
体操の大会
2010年06月03日
先日、娘の体操の大会のためにタウンズビルへ行ってきました。
実は直前に足首をねん挫し、パンパンに腫れて まともに歩けない状態。。。
黒く変色してるし、見るもの恐いくらいでしたが、
初めてクラブのチームメイトとバスで移動して泊まる
ということで、本人は修学旅行気分。
止めるわけにいかない
親は、試合が終わるまで本人と会ってはいけないという規則だったので、
私と息子は自家用車で行って、ホテルに泊まりました。
(ダンナは出張でいなかった)
おかげで、高層ホテルの窓から信じられないような夕焼けを楽しめました。
これだけで、来た価値があったと思うくらい!
妹の体操なんて 面白くもないことで何時間も体育館に いなきゃいけないと、しぶしぶやってきた息子。
好きな料理をルームサービスで取ったり、好きなラグビーチームの 店に行ったり、ドライブ用のお菓子と飲み物を買い込んだり、彼が少しでもいい時間を過ごせるようにと 母は気を遣いました。。。
見てる方が痛くなる準備体操。みんな柔軟!
痛さで涙をこらえる姿を見るのは、親として本当に辛かった。
何でそこまでしてやるかなあ(私は根性がまったくないので不思議…)
もちろんいいスコアは出なかったけど、行って良かったかな。
帰りの車は兄弟一緒で少し盛り上がってました。
行きは私と息子でほぼ会話がなかったのに(笑)
妹に携帯電話を貸してあげたり、友達と見ろ、とか言って笑える動画を
教えてあげたり、何だかんだ言って妹が気になっていたのかも。
2人が楽しそうなのは嬉しかったけど、私は運転の疲れが1週間近く取れず、非常に年を感じたのでした。。。
お茶の講習会、大好評♪
2010年05月28日
お茶の専門店「ルピシア」さん。パウチでも、ここのオーストラリア限定フレーバーティー目当てに来店される方が結構多いほどの人気ぶりです。
そこで、地元の方にもお茶の美味しさ、楽しさをもっとお伝えしよう!と、メルボルンの本店から清水氏がお越し下さり、昨日「お茶の講習会」が開かれました。
午前の部は定員オーバーの盛況ぶり。(ありがとうございます)
お茶に関する色々なお話〜グレードとか、産地とか、歴史とか、特徴とか。。を、清水さんの奥様の手作りケーキ、ルピシアの3種類のお茶と共に楽しんでいただくという趣向でした。
来ていただいた皆さんはきれいな女性が多く、華やかな雰囲気!?
感想的には、「お茶の奥深さに触れられた」「テイスティングできて良かった」「質問しながら学べて良かった」などなど。
(ちなみに、私はずーっと裏でお茶をいれたり洗い物、片付けという裏方のおばさん。。前日、美味しくいれる練習までしたのに、大人数分いれたことがなかったので、アタフタしました・笑)
今回は、記念で30種類のお茶を持ってきていただき、即売会も行いました。
愛子様がお生まれになった記念に作られたという「夢」、食べたくなってしまうような「ストロベリーバニラ」、最高級のウーロン茶にモモのフレーバーが効いている「モモウーロン」などなど、香りを嗅いでいるだけでかなり楽しい!
30種類でも感動したのに、日本の本社には300種類以上があるそうです。
お茶の可能性は無限ですね。
自分が気に入ったのと、清水さんのご意見を取り入れて
今後パウチでも「オーストラリア限定フレーバー」以外のお茶を
いくつか置いていくことにしました。
オージーや、アジア人の方も好きそうなお茶を入荷して、今後少しづつ販路を広げたいですね〜、と色んなアイディアが。
ケアンズで美味しいお茶をお求めの方、50gで8ドルから。今回10種類入れたので、試しに飲んでみて下さい
(ちなみに入荷したのは、さくらんぼ/さくらベール/白桃/マスカット/アプリコット/グレープフルーツグリーン/モモウーロン/ストロベリー&バニラ/夢/だるまです。それぞれユニークな香りでほんと、素敵です)
清水さん、寒いメルボルンから常夏ケアンズまでわざわざ来ていただいて、有り難うございました。
Tシャツ再入荷しました!
2010年05月27日
「すみません、在庫が切れていて…」とやっと言う必要がなくなりました!
大人気のオリジナルTシャツ、どーんと再入荷。
自らデザインしたTシャツを検品中のDai。地道な作業です。。
今回はデザインは一緒だけど、誰にでも受けやすい白と黒のボディに
変えたのが2種類。
そうそう、OKギフトさんでも置いていただけることになりました。
多くの方に喜んでいただけるといいのですが
松本先生
2010年05月24日
創刊以来エッセーを投稿下さっている松本先生が、掲載100回を機にやめる、と前回の記事に書かれました。
先生は、長いおつきあいの中で深いつながりを感じさせていただいている存在です。
親子でもなく、師弟でもなく、友人というのも厚かましい、ちょっと不思議な関わり?
夜シャンペンを飲んでいて色んなことを思い出しました。
最初の出会いは、先生のご自宅。リビングインケアンズをこれから創刊する、という時で、当時いたビジネスパートナーが先生を紹介してくれたのでした。
「おまえさん、地元のためにがんばるつもりなのか?
じゃあ俺もひとはだ脱ぐよ」と
エッセーの投稿を快諾して下さり、何と1年分の広告費もくれました。
まだ27歳の若造の私に、その後、辛〜い試練がやってきて、本当に死にたいような日々を送っていたのです。
そんな時、1本の電話。松本先生からでした。
「俺、あんたのことよく知らねえけどよ、若いのにそんな顔してちゃいけない。
良かったら、道場に来てみねえか」と。
単純な私はすぐに道場へ行き(笑)、体を動かして行くうちに、何だか気持ちがすーっとしてきて少しづつ前向きになっていきました。
あの状態から救っていただいたんです。
その後も、「何かおめえは、ほっとけねえな」とか言ってちょっとした時に助けてくれました。
たまたまの電話で、「お腹がいたくて仕事休んでます」と言うと、家までちり紙にくるんだ不思議な薬(笑)を持ってきてくれたり、
「赤ん坊生まれたか」と自宅まで来てくれたり、
仕事をなあなあにすると叱られたり、ハッキリ何かを言われたり。
「おまえ、もうちょっと愛想良くなんねえか。
特に電話を切る前のしゃべり方なんて、やばいぜ」
「えー、そうですか。全然普通のつもりだったんですけど。すみません。
でも、先生だって、いつも “じゃあな” ガチャン って切ってますよ」
そういう会話が結構あり、耳に痛いことを言ってくれる人ってなかなかいないので、ムカつきつつ(笑)有り難く聞いて来ました。
↑ 先生と一緒に撮った、たった1枚の写真。左が私です。
そういえば、先生の記事を読んだ匿名の人から「訴える」と言われたこともありました。
でも、先生は写真もプロフィールも正々堂々と出して、個人の意見として書いているのだし、発行しているのは私ですから、何かあったら私が責任を取ります。とキッパリ言いながら、影で弁護士に相談したり、発行物の免責保険とか調べたことも。
その後、先生も「迷惑はかけたくない」と表現を押さえ気味にしてくれたのですが、たまーに「これ、キツいです」という文が出てきたりして。
相談しながら、印刷前に書き直していただくことが少なからずありました。
15年の間にお互い色々ありましたが、リビングインケアンズの仕事を通じて、先生の生き様のほんの一部に触れさせていただけて嬉しいなあ、と思っています。
先生の気持ちが、多くを語らずともわかることがありますし(違ってたら図々しいだけですね)、あと2号で執筆を止めるとお聞きした時は、もっとお願いします、と言えなかった。
そこで、お願い、があるのですが。
良かったら皆さんの記事の感想や先生への励ましなどを
メールで送っていただきたいのです。
先生にとって、15年近くも投稿して下さった良い記念になると思うから…。
ケアンズにああいう方がいらして、その方の考えを読めた私たちはラッキーだと思いますよ。もしそう感じたらぜひアクションを起こしましょう!
ご自分のメールアドレスを直接知られたくなかったら、編集部宛(info@livingincairns.com.au) に送って下さい。内容だけ先生にお送りします。
人をとても大切にする方なので、絶対に喜ばれると思います★
と、こんなことを書いてもこのブログを読んでいる方がいるのかいないかもわからないんですけど……。
先住民文化に触れた夜
2010年05月15日
レイク通りのBlue Sky Breweryさんが、新たな試みとして
Indigenous Experience社のディナーショーを開始。
ショーの内容は、ずばり「先住民文化」です。
ご招待いただき、ワクワクして行ってみたら、これすごいかも。の内容でした。
コンセプトの発案者、ヤラバーの長老として、プロアクティブに活動を展開するSeith氏のあいさつ。
まだお若い(く見える)のに、その統率力、企画力、実行力はすごい、とお見受けしました。
発案からこの日まで1年半かかったとか。
それも納得。
まずは、ヤラバー地区のアボリジニの方々の間に伝わる伝説の短編映画が流れたのですが、このショー用に制作されてるんです。「わー手がこんでる」とまず感心。
だって、役者を見つけて、スクリプトを書いて、しかもCGが色々使われてたし、作るの大変ですよ。これ。
その後は、ディジュリドゥの音色で一気にもっていかれました。
途中で入る楽器や舞の説明もとても興味深くて。
というか、ステージに仕切りがないのでほんとに目の前で
パフォーマンスしてくれて、迫力がすごいです。
観客の方とステージで和やかに交流する場面も。
ここでディナーが用意されます。(着席式です)
ショーのテーマ〜先住民〜に合わせて、エミューのソーセージ、カンガルーのメダリオン、ワニの天ぷらなど。
オージー風のパン、ダンパーも現地のレモン風のハーブが効いていて美味。
どーんと大皿で出るのもオージー風?
デザートのシャーベットにも、ケアンズ特産のフルーツが使われていました。
食事がそろそろ終わる頃、トーレス海峡アイランダー(島民)の方々の様子がスクリーンに流れました。
ケアンズでアイランダーの方はよく見かけるけれど、本国がどんな風なのか、ショートフィルムを見て初めて知りました。
超〜トロピカルなんですね。
ゴーギャンの「タヒチの女」シリーズの絵に登場するような楽園風景とエキゾチックな女性たち。
歌も踊りも、のびやかで明るく、南国の島ならではのものです。
そして、颯爽とダンサーの皆さんが登場!
まずは初めて生で見るそのコスチュームに目が釘付けに。
海を讃える踊りなど何曲も披露してくれました。
中には、真珠を取りに来た日本人から教わったという踊りもあり、興味深かったです。
何曲も踊り続けた少年…きっと暮らしの中に踊りや歌が根付いているんだろうなあと思います。付け焼き刃じゃできないでしょ。
観客の方が参加して一緒に振り付けをする楽しい場面もあり。
アイランダーの方の歌声、何だか幸せ気分になります。
ということで、2つの全く異なる文化について説明を聞き、実際に見て感じることができ、更にごはんも付いているこのプロダクト、ケアンズで今までなかったものなので(特にシティ内では)、今後に期待です。
日、月、木の7pm~9.30pmにレイク通りのブルースカイブリューリーにて開催中。
料金は大人が1人75ドル、13歳までは40ドル、家族だと210ドルだそうです。(詳細、予約はこちらのサイトか、メールへ)
自分の文化に誇りを持つって大切だなあ、と感じさせてくれた一夜でした。
慣れない面談
2010年05月12日
息子がハイスクールに上がって初の面談がありました。
会いたい先生を指名するスタイルです。
(一応、担任の先生はいるけれど、日本の大学みたいに科目ごとに先生も教室も変わるので)
小学校だと教室に行けば担任の先生が待ってくれているので、その感覚で、教室番号と時間だけ控えていったら…
ブロックJって何? いきなり校内で迷子。
あった〜、この建物か。入ると、廊下にはたくさんのご父兄。コーヒーやジュース、クッキーまで用意されています。
教室を覗くと、何と何人もの先生が面談を行っている。
たどり着いたはいいけど、一体誰に会うんだろう??
ウロウロしていたら、ある先生に「どの先生をお探し?」と聞かれ「わからないんです…」「学校から送ったプリントは?「持ってきませんでした」「…」「外に教師の名前の一覧があるから見てごらんなさい。思い出すかもしれないわ」って、ほぼ生徒扱いでした(笑)
知らないんだから、思い出せないじゃん。
いやー、普段もっと息子と話すべきでした。学校どう?と聞いても「Good」しか言わないヤツ。
仕方ないので、息子に電話して先生の名前を教えてもらいました。
「ママ大丈夫か?がんばって」だって。
最初の面談は、先ほど生徒のように扱ってくれた英語の先生でした(笑)
息子の学習態度、及び成績は言うことなし。と太鼓判を押してくれてホッとしました。
「次、どの先生に会うのかわかる?あ、それはあそこにいらっしゃる男性だから。そこで待ってなさい」って、私が息子の株を下げてる感が…(笑)
他3名の先生とも無事面談終了★
「質問はありますか?」とある先生に聞かれて「この学校っていじめっ子いません?」と質問してみました。(ダンナがいると嫌がられるけど、私だけだとカッコつけなくて良いので何でも聞いてしまう・笑)
自分の感情の対処とかそんなことも含むいじめに関する色んなプログラムがあることを教えていただき、ホッとしました。
「最初の子なので、こっちのハイスクールがどんなものか、それに制度もわからないんですよ。」と、正直に話すと、色々教えてくれました。(また生徒のようになってしまった)
とにかく、どの先生も教育熱心で感心。「気になることはいつでもメールして下さい」と。
こんなにマンモス校なのにほんとに1人1人の生徒の顔が思い出せるのかよ?と疑っててすみません。
それにしても、Wiiばっかりやっていてコイツ大丈夫なんだろうか?と思ったけど、息子は勉強も体育もよくできていて、どの先生からもとっても褒められた。(親バカ)
なので、親(特に私みたいな人)がとやかく言わない方がいいのかもなあと思ったりしました。
母の日、でした
2010年05月10日
日曜は、母の日でした。
自分で言うのも何だけど、本当に母らしいことをしていない私。
家事一般だめだし、お母さんオーラに欠けるためか、
子どもがいると言うと、驚かれることがしばしば。です。
でも、こんな人でも子どもにとっては母親。(可哀想?)
母の日には、手書きのカード(超可愛くて涙が…)、手作りスライドCD(学校の課題だったらしい)と、マグカップ(私のママはめちゃクール、と書いてある)、そして盆栽!(しぶい)をくれました。
ダンナが前夜夜通し仕事だったために昼間寝ていて、しかも前日に娘がまたもや体操で足首を念ざして動けず、みんなでダラダラ過ごした1日でしたが、本当に子どもは私の人生で一番大切だ、としみじみ感じた日でした。
同時に、母としての自分を深く反省したけど、(私が子どもだったらこういう母はちょっと嫌です)できないことはできない。私が幸せなのが、子どもにとってもいいことなんじゃないか、と。
こういう親の元に生まれて試練が多いと思うけど、がんばってね。あれ?
不思議な世界から帰ってきました
2010年05月02日
先日、お伝えしていた僻地の取材から無事帰還しました。
思ったより遠くて、車でなんと7時間!
うそ、ここ渡るの?っていう小川を何本も超え、本当に山、谷を4駆で駆け抜け、
着いたそこは、人間に汚されてない聖地でした。
色んなタイミングが合わず、入稿ギリギリ間に合って
会えたCJは、会った途端に核心の話に入って行く。
前置きなし…の聖人(?)でした。
(話の内容は記事にしましたのでお楽しみに)
遠くにいる病人の写真を触りながら治してしまったり、
彼の腕の中で泣き出してしまう人がいたり、
そういう普通じゃない方ですが、ひょうきんなオジさんでした(笑)。
自分で建てたという家は、オープンで、必要最低限のものしかないけれど
居心地がいい。
建てる時に、野生のディンゴがうろうろして、祝福してくれたとか。
(上の写真は、私たちが泊まらせてもらった離れです。
小川のせせらぎが聞こえて、すばらしく澄んだ空気でした。
でも、Shizukaさんは、ワンちゃん達と寝るはめに・笑)
メルボルンに住んでいた20年以上前からCJの顔がしょっちゅうビジョンに出ていて
数年前に偶然この地で出会った時は、本当に驚いたというパートナーのヘレン。
「あなたのこと知ってる」。「僕も」。
赤い糸ってやつですか?
お2人の話は、そんなことあるの?と驚くことばかりでしたが、
自然への畏敬があふれていて、他の人を大切にしていて、
聞いていて、そうか〜素敵、と思うことが多かったです。
ギターを弾いたり、アボリジニの歌を歌ったり、多芸(?)なCJ。
テレビもなく、ろうそく灯りだけの夜はとても長く感じました。
翌日は聖地に連れていっていただきました。
出発前、感覚を開くためにCJがオーラをきれいにしてくれました。
写真は公開不可。
次に手と頭を触った時、お互いのエネルギーを循環させたと言ってましたが
私には感じない(涙)
彼は、他の人の魂の質を感じるそうです。
難しい話です。
この聖地は、魂の奥深くに入る場所、とアボリジニの人々が呼んできた所。
土地を崇めるために、煙を焚いて浄化してくれ、精霊に挨拶してから入りました。
(写真NG)
本当に土地は生きている…。CJの話を聞きながら、その命を感じることができました。
何と貴重な体験をさせていただいたことか、と思います。
自然の中で、何の心配もなくなり(翌日までに記事を仕上げないと印刷に間に合わない!という想いも消えてしまった)、この上ない平和を感じました。
スピリチュアリティの非常に高いCJという案内人がいたからだと思います。
すべてに感謝!
ずっとここでボーッとしたかったのですが、私たちには
再び7時間のドライブが待っていた
CJの家に帰ると、仕事の電話が入って来て、一気に現実モードに戻りました(笑)
ワンちゃん達、可愛かったな〜。何とディンゴもペットで飼ってました。
私は案外鈍感で、何かが変わった!と強い感じはしなかったのだけれど、
そんな想いが通じたのか、CJが「何事もすぐには変わらない。その人に必要な時に必要なことがわかるようになっていくんだ」と言ってました。
でも、帰り道で虹が出たり、この2日間は満月で、素晴らしくきれいなずっと月が照らしてくれてたんです。
何か意味があるのかな〜と思いました。
まるで夢の中にいたみたいな、2日間。
Shizukaさん、きっかけを作ってくれて、そして一緒に来てくれて有り難う。
本当に色々な偶然が重なってできた取材でした。
帰ってきてから一気に写真選びと執筆をし、何とか形になったので、ホッとしてます…。
シンクロニシティ
2010年04月22日
前のブログで「偶然」のことに少し触れたのですが、最近起こってます。
シンクロニシティ…。
先日は、パウチで入荷している高原産ジャムのプロデューサーさんとお話していたら、
「あなたのブログに写真が載ってたアボリジニの彼の代々の土地で、この果実は取れてるのよ」と聞いてビックリ。
(日本語が読めないから写真に目がついたんでしょうね)
しかも、プロデューサーのお1人は私のお姑さんのお友達の娘さんでした。
おお。
今度、スローフードツアーを高原で日本人向けにやろう〜と盛り上がりました。
彼女たちは、地元の農業や伝統的な食べ物とか、文化とか、色んな意味でのサステイナブルを考えてビジネスをしています。
同じ志でがんばっている方と会えるのはとても励みになりますね。
昨日、オンラインのページをアップしました。
とりあえず美味しいし、要チェック?
さて、もう1つのシンクロニシティ。
次号のスピリチュアルジャーニー特集で、前からウワサに聞いていたアボリジニのメディスンマン(人を癒す役割を持って生まれた人)にお会いできたらなあ、と漠然と思っていたのです。
でも、その方はどこにいるのやら??まったくわからない。本当に存在するのかもわからない。
で、いつもの如く締切間際まで何もせずにほぼ忘れていたところ、営業のTAKAOさんが何とその方の写真を私にくれたのです。
ある営業先で、何故かこの方の話を延々とされて、アルバムまで見せてくれて、この写真あげる、と言われたのだとか。(普通、人の写真なんて初対面の人にあげないですよね)
その広告主さんもすごい精神性の方ですが、このメディスンマンさんの一家と数年一緒に暮らして、人生観が変わってしまったらしい、です。
私が彼にインタビューしてみたい、と思っていたことは、TAKAOさんはまったく知らなかったのでお互いビックリでした。
早速連絡をしてみると、「今日はイタリア人のカップルの結婚式をアボリジニの伝統的なやり方でやるところなんだ」とか「インドにも頼まれて講演に行ったりしてる」とのことで、僻地にいながらも外界(?)とコンタクトを取っている方で、少し安心。(笑)
「ぜひ来なさい。君に対して何かを感じるよ。聖地がいっぱいで、パワフルだから何度も戻ってくる人もいるんだ」と。
4WD車で川を渡らないとたどり着けない僻地。。森の中。。
怖いよ〜。 でもどうしても行ってみたい。飛行機は週末飛んでないし、締切過ぎてるし…。
ので、この週末がんばってきます。
どんな記事になるかは、まだわからず。です。
元気で帰ってこれますように(って、低い願望だなあ…)
誕生日
2010年04月19日
先日誕生日を迎えました。
すっかり忘れていて(この年になると無意識に忘れようとするのかな?)
家族にハッピーバースデーと言われて、そういえば…的な。
夜は子ども達が好きなKanpaiさんで、とっても美味しい和食をいただきました。
プレゼントの中には、パステルと画用紙が。
自分を取り戻す作業に入っている私の気持ちが通じたのか、
粋なもの選んでくれたなあ…と、我が子ながら感心。
(昔は絵をよく描いていたのです)
で、20年ぶりぐらいにパステルを持ってみました。
手が勝手に動いていき、出たのは「光」という文字で
自分でも意外。
命が孕まれる源みたいなもの を思いながら描き足していきました。
そういえば、学生時代も、何にも考えずに出てくるイメージに
自分自身、驚いてたなあ。
絵も一期一会。
最初の一筆の線と色。
そこから新たな世界が広がっていく。
偶然が楽しい。
でも、実は全てが導かれているとわかり始めたのは最近です。
次に、何故か自画像を描こうと思って。
43歳の私を描きました。
周りの人々、環境、すべてのお陰でまた年を重ねられたことに感謝します。
タウンズビルへ行ってきました
2010年04月15日
ラグビー観戦のため、泊まりがけでタウンズビルへ。
GO COWBOYS !
用事があったため、早朝に家を出発。
おかげで、こんなに美しい朝の光景を車窓から楽しめました。
延々と続くサトウキビ畑。
刻々と変わる自然の表情。
山とさとうきびの中間に見える白い筋は、雲です!
何キロにも渡って、すーっと続いてました。
宿に着いて、一休みしたあと(もちろん子ども達ははしゃぎ続ける)
スタジアムへ行きました。
早目に着いたので、まだ人もまばらです。
すみません、試合が始まったら熱中して写真撮るの忘れました(笑)
途中で、キャプテンのジョナサン・サーストンがケガで退場。
はっきり言って、彼がいないとカウボーイズやばいなーと思いましたが、
奮戦で、たった1トライ差で試合終了。
ちなみに、JTと呼ばれるジョナサン・サーストンは、オーストラリアの
代表選手にも選ばれてる天才(私はそう思う)なので、
彼がケガをしてしまうと国的にもダメージ。
心配でしたが、肩の筋肉が引き裂かれたけれど、数週間で復帰とのこと。
良かった。
対戦相手はタイガースで、最近AFLから移籍したテキーリとか
人気のベンジー・マーシャルなどスター選手の動きを肉眼で
見られて楽しかったです。
(息子と話しているうちに、ラグビー選手に結構詳しくなった私。
ルールは詳しくない)
翌日もひたすらドライブ。タウンズビル言ってきた、と一言で言っても
東京〜名古屋くらいの距離があります。
途中で、最近インガムにできたバードウォッチングセンターを
覗いて。
結構、本格的なトラックで4時間はかかるとのことだったので、
今度はバードウォッチングを目的に来ようか、と思ってます。
しばらく走って、今度はカードウェルというところで
ランチにしました。
素晴らしく美しい日だったので、テイクアウトにして誰もいないビーチで。
ダンナがカウボーイズのメンバーになったそうなので、
ちょこちょこ観戦に行くことになりそうです。
ヤマトカルバリーチャペルで
2010年04月15日
演奏しているのは 美佳ちゃん
場所は神奈川県大和市。
実は、最近必然!?(^v^)の出会いをしたヤマト株式会社の代表取締役、野口さん(写真左)の紹介で、ここで演奏をさせて頂いたのです。
心温まる歓迎とおもてなし、野口さんに感謝です。
野口さんとはこれから色々と芸術分野でお世話になります。
また今までとは違った意味でクリエイティブな事が出来そうです!
るるぶケアンズ・ゴールドコースト出ました
2010年04月13日
るるぶさんとしては、初という「ケアンズ・ゴールドコースト」だけの別冊の見本誌が今日届きました。
素晴らしいボリューム・情報量!
これからケアンズ来る方は必見です。
信じられない量の取材を短期間でこなされていた編集者の方々の働きぶりに「日本」を感じた私。
できあがりの質の高さにも「日本」を感じます。。
こんなに大きく「ケアンズ」と表紙にあるところが嬉しいです。
訪れる人が増えたらいいなあ。
ちなみに、パウチとおすすめ商品も「ケアンズの個性派ショップ」というコーナーで紹介していただきました★
よーく見ると、私が色んなページにちょこちょこ写ってるんですよね。暇な方は探してみてください(笑)。
賞品はありません。。
森へ
2010年04月09日
次号の特集のために、パワースポットを取材。
ケアンズ高原の達人、Reikoさんに案内していただきつつ、女3人楽しくドライブしてきました。
何度訪れたかわからないケアンズ高原。
でも、今回は新しい発見がありました。
現地のアボリジニガイドさんに森を案内してもらったのです。
先祖代々この地に住むアンドリューさん。
第一印象…目がキラキラ。
いるだけで清々しい、こんな人は最近滅多に会わない。
「さあ、行きましょうか」
次の瞬間、いきなりツリーカンガルーを見つけた彼。
これ、絶滅危惧種で個体数も少ない超レア種の動物じゃなかった?
夜行性かと思ったら、昼でも会えるのね。
でも、行きも帰りも同じ樹の上から私たちを見てから、
何となく、アンドリューがいたから会えた気がします。
(前、あるツアーに参加した時はガイドさんが必死に探したけど
いなかった)
私たちは、森の中をたっぷり1時間半も歩きました。
彼の話を通して、森の中の先住民アボリジニの方達の暮らしぶりが
蘇ります。
「母なる大地に生かされている。
だから、僕らが大地を大切にするのは当たり前」
森の恵みは必要分以外は残しておく。
(現代人だったら、取り尽くしそう…)
必要以上に人口を増やさない。自然とのバランスを保つために。
(人口増加が各国で問題になってるよなあ)
移動中に風を感じたら、立ち止まってその感覚を味わう。
(私たちって、常に移動先に早く着こうとしてるかも)
いったい、現代の私たちの暮らしって自然の摂理に
かなってるんだろうか??
色々知りたくなってきて、生死感とかたくさん質問しました。
彼等は、スピリチュアルそのもの。
根源の光につながる生き方を何万年も守ってきたんだ。
そんなことを、おぼろげながら感じました。
ブログじゃ書ききれないので、いつか本にでもまとめて
お伝えしたいなあと願うこの頃です。
最近は
2010年04月04日
偶然
2010年04月01日
不景気のせいか、日本のメディアや編集者の方などから
求職のお問い合わせをよくいただくのですが、
お断りしなければならず。。。
(ケアンズも大不景気ですから)
何ヶ月か前も電話でお断り。
でも、Shizukaさんは、履歴書と今まで関わった代表的なページのコピーを
郵送してくれました。
何気なくみると、彼女の日本の住所とうちのデザイナー大輔さんの住所は
同じ町。
小学校も中学校も一緒。しかも大輔さんのお父さんをご存知。
ご近所すぎってことで縁を感じ?パートタイムで編集のお手伝いを
していただくことになりました。
そういう理由もわたし的にはあり、です(笑)
で、何か他に偶然に話ってあります?と聞いてみると(変な質問だ)
お父さんのお名前が、うちの営業の人と一緒で
お母さんのお名前が、私と一緒でした(笑)
おもしろい。
続きもあって、編集時代の読者モデルさんが
同じ語学学校に短期入学してきたとか。
日本は広く、留学先は世界にたくさんあるというのに。。超偶然!
ちゃっかり、そのモデルさんに誌面に登場していただくことになり、
オリジナルTシャツのモデルもしてもらいました!
プロはやっぱり可愛い。偶然万歳。
Shizukaさんが持って来たくれたいくつかの企画の中に
スピリチュアルジャーニーというのがあり、
話し合いの結果、次号の特集はそれでいくことになりました。
また偶然がおきたら面白い記事になりそうですが
どうなることでしょう???
素敵なお客様♥
2010年03月26日
先日、何とパウチに神田うのさんが来てくださいました。
ケアンズで撮影中で、オーストラリアらしいおみやげショッピングの1ショット…ということでご来店。光栄です!
あまりのスタイルの良さと美しさに、目が釘付け。
お肌もキレイで、同じ人間とは思えない(笑)
同行されていたスタッフの皆さん(たくさんいた。。)におみやげをまとめ買いする優しい方でもありました。
掲載されるのは、月刊ダイバー6月号。(日本にいる皆さん、ゲットしましょう〜)
今、お天気は雨続きですが、きっとプロのお仕事で素敵なグレートバリアリーフの記事ができることと思います。
ミーハーな私は、編集長の坂部さんと写真を撮らせてもらっちゃいました。
海とダイビングというテーマを深く掘り下げた素敵な雑誌で誌面もおしゃれ。そこの編集長さんとお会いできるなんて、同業者(うちは超弱小だけど)として嬉しくて
▲ 読者プレゼント用に、オリジナルTシャツをお渡ししました。
パウチをご紹介下さったShunさん、どうも有り難うございました★
なつかしの味
2010年03月25日
父親のカフェでイタリアンジェラートを作っていた経験がある。
その時は5グラム単位で砂糖を量り、3時間かけてレモンの薄皮を剥いたりして
オリジナルレシピを考案した。
その数約50種類以上。
おかげ様で夏場は予約などが入ってたりして、生産が追いつかないほど売れた。
今は、ほんの小さなアイスクリームマシーンを購入して趣味程度に作っている。
今夜はミーガンとカーリーの好きなミントチョコを作った。
クーベルチュ-ルのビターな板チョコを刻んでいると昔を思い出した。
なつかしの味。
浜松美術館で
2010年03月08日
今開催されているアトリエ インカーブ展。
アトリエ インカーブは、社会福祉法人 素王会が運営する、知的に障がいのある人たちが芸術・デザイン活動によって独り立ちすることを目指すアート・スタジオ。
純粋に表現するアーティストは、素晴らしい芸術の超能力者。
“美”のバランスを自然に兼ね備えた芸術達にめぐり会える。
ふと芸術の在り方を、原点を改めて教えてくれる展覧会。
直に感じてきた。
不思議な広告主さん
2010年03月02日
いつもジグゾーパズルのように、最後の最後まで
台割に変更が出るのがフリーペーパーの定め。
みんな、よく心得ていて文句も言わず
がんばって変化に素早く対応してくれていて
感謝です。
さあ初稿が全ページあがる、というその時、
1人の方が訪ねてきました。
「息子のビジネスが芳しくないから、広告を載せてあげたい」
え〜、息子さんの許可を得なくていいんですか?
「私がお金払うんだからいいのよ!
広告を見てお客さんが増えればいいの」
聞いてみると、ビジネスの内容は宅急便。
(日本へも送ってくれる大きな会社のフランチャイズです)
うーん。その手のビジネスは広告の即効性は難しい。
それで、広告を載せたからってすぐ利益につながるかは
わからないですよ。よくお考えになった方が?と言ったのですが、
(私、営業向きじゃないな〜)
「どのスポットがいいと思う?まだ空いてる?」と。
私の意見を言い、調べてみると、そのセクションが
1スポットだけ空いてました。
普通、この段階で新規の広告を差し込むことはできないけど
何故かできた。
しかも、現金で全額お支払い下さいました。
カジュアル料金あんまり安くないのにいいのかな〜。
反応が出るといいけど。
それにしても、息子のために内緒で広告を買う人は
この15年ではじめて会いました。
翌日わかったのですけど、その方は実は
ケアンズで超〜有名な占い師さん。
私がワーホリだった時代(20年近く昔!)から知られていて
今は彼女のタロットは当たりすぎて怖い、
ともっぱらの評判です。
またオフィスに来てくれたので、
「占い師さんなんですね!
あなたの広告出した方がきっと費用対効果がいいですよ」
と言うと、どこにも広告したことないのに
常にお客さんが来てしまう、1日3人以上したくないのに
とのことでした。(可愛いおばあちゃんなのです)
というか、彼女はクロアシア人?(と言った気がする)で
私も日本人英語なので、推測入れつつの会話でした。(笑)
初対面のときにじーっと
私の頭の後ろとか肩の辺りを
驚いたような目で見ていた ので、誰よ?この人?と
2人で数秒間沈黙してたのですが、
その時占い師さんと知らなくて良かったです。
昨日は電話持ってないからもう1回来るわ、と言ってたのに
今日は何故か電話番号を紙に書いて行きました。
何だ、持ってんじゃん。つくづく不思議な人だ。
あんな目をしてたのはちょっと気になってますが
怖いから聞かないぞ
しかし、そんなに当たる占い師さんでも
息子さんの事業の先行きは見えないんですね?
と聞きたくなりました。(笑)
感動をエネルギーに
2010年03月01日
毎日見ていた。
バンクーバーオリンピック
今までの練習の研鑽の集大成を、この瞬間に発揮するのにはとても精神的に体力的に
強くないと出来ないと思う。
様々なプレッシャーにも負けず、一生懸命にガンバル姿に心を打たれた。
自分もガンバロウと励まされた。
日本選手も本当に頑張った、心から全世界の選手に拍手を送りたい。
感動をありがとう!
エフゲニー・プルシェンコ
2002年長野オリンピックから知った彼のスケート。
キレのある熱い演技が個人的に好きだった。
その彼ももう熟年。次回のオリンピックに出るかどうかわからないけれど、あの熱い
演技は心にとどめ、自分パフォーマンスへと転化させたい。
感動をエネルギーに。
僕も自分なりの表現方法でみんなに“元気”を与えられるように日々努力しよう!!
そう思わせられるオリンピックにもう一度
感動をありがとう!
心が喜ぶ
2010年02月23日
浜松市美術館からの例の依頼の凧。
今、ベースを考えている。
色々と考えを巡らすのもまた楽しい。
実際塗っていくのも、完成に近づいていくのが嬉しい。
またクリエイト冥利に尽きて楽しい。
好きな事をしている時は心が喜んでいる。
アバター観ました
2010年02月21日
話題の映画「アバター」の森のシーンの多くが、
映画デザイナーがここケアンズの
スカイレールに乗った時に撮った写真をもとに描かれた
って知ってました?
(アメリカの映画関連サイトのインタビューで明かされました)
興行成績記録を塗り替えた=世界中の人に支持されてる
映画のクリエーションにケアンズの森が一役買っていたとは。。
観た感想は、一言で言えばこれは「啓示」だっていうこと。
自然とつながりながら生きている先住民ナヴィと
自己の金銭的な利益だけを求めて
自然や命を破壊するスカイピープル(地球人)。
森の生命力、暗がりできらめく植物、魂の樹、といった
美しい映像や、鳥獣を乗りこなすナヴィの姿に
ぐんぐん惹き込まれます。
人と環境が調和しながら暮らす理想郷に惹かれ、
「結果を出せ!」と任務との板挟みになる主人公。
スクリーンを観ながら、不思議な感覚が甦ってきました。
単純だからストーリーに入り込んだだけかもしれないけど
「なぜわかってくれないのか、という絶望感」
「大切なものを守るためには戦いを避けられない、という切なさ」
「侵略に対する怒り」
みたいな感覚が、湧き出て仕方ない。
自分でもビックリです。
前世でそういう体験をしたのかも、と感じました。
ナヴィはアメリカンインディアンを彷彿させるような
出で立ちや風習(たぶん)なのですが、
それも懐かしい感じで。
(私はよく羽根を身につけています)
今でも時折、「戦士」みたいと言われて微妙〜な気分ですが、
何かアバターを観てつながっちゃいました。
もしかしたら、あの絶望感を超えるために今
白人社会に生きているのかな、とまで感じました。
他に映画の中で心に残ったのは。。
主人公が今は亡き先人の声を伝える樹に
勝つ方法を尋ねたとき
「命を生かす道にしか啓示は与えられない」と
言われたこと。
生かすために戦いは避けられないのか?
いくら誠意を尽くして話しても無理なら
やっぱりまずは戦い??
これは自分への問いにもなりました。
そして、映画の中の女性たちがかなり強く
描かれていたこと。
信じることに向かってまっすぐ。
意見を主張したり、実際に戦ったり、
すごい行動に移したり。
2人は命を落としてしまうけれど
周りの反応を気にせず、自分の本心に立ち返って
行動する勇気にメッセージを感じました。
そして、アバターとしてナヴィと交流していた
植物学者の女性の、
「なぜナヴィは人間である私たちを助けてくれたのかしら」
という台詞。
裏切られるかもしれない、でも
とことん相手を信じる許容力をナヴィは
持っているんですね。
観る人によって、受け取るメッセージが
きっと様々だと思います。
それだけ深い映画なのでおすすめです!
あ、あとケアンズの熱帯雨林がモデルになってることも
思い出しながら観てくださいね。
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