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ケアンズフェスティバルのパフォーマンスアート
2012年08月21日
ケアンズフェスティバルのオープニングイベント。
沢山の観客の前で、花火の上ったすぐ後の特設ステージで描き始める。
サイズは1.8m x 2.4m、時間は30分。
バイオリンとアコーディオンの音色に合わせて。
ミックスした音楽の上に2曲演奏してもらった。
その後は自分の好きな曲を流して一人舞台。
情熱を込めて描いたこの一枚。
最後の2曲はバイオリンとアコーディオンのライブで完成させた。
沢山の拍手の後に沢山の人達や子供達に嬉しい言葉をかけて貰い、本当に嬉しかった。
ステージ裏にまで来て握手を求めてきた子供達、どうもありがとう(^v^)。
最高でした!!
演奏してもらったAmyとJulie、フェスティバルの関係者の皆さんに感謝です。
どうもありがとうございました☆
ビヨンド心医術:哲学で目の針を取り除く
2012年08月18日
心医術を出版したときには、まだ医学や理性の限界についてのフォーカスがぼやけていました。
医学原理主義から完全に目が覚めておらず、ぼやけていたのでしょうね。
ところで、よくテレビ放送や新聞で見聞きする、国民の皆さまという言葉。民という漢字です。
漢字は象形文字がベースですから、民が何をベースにしているかというと、奴隷の目に針を刺した絵がベースになっています。
「目」+「↑」で「民」です。針で目が潰されていますね。
つまり、奴隷が主人から針で目を潰され、盲目的に服従する人々というエッセンスを持ちます。
眠るが、なぜこういう形になっているのかも、簡単に推測できるでしょう。
目に針が刺さっていると、目先の狭い勘定だけが気になり仕方がなくなってしまうのかもしれません。
私は医師ですから、目に針なんぞが刺さっていたらそれを抜く治療をしなければなりません。
針を抜いて、もう一度、クリアな目を取り戻しましょう。
西洋の方々の、自分の力で物事を成し遂げてゆこうという力強さには、心底惚れています。
西洋哲学は、自分の幼さや未熟さ、無知、無能力に情け容赦なく光を当てます。
ノイローゼに陥るほどの、徹底的な内面探求、自己反省があります。
その成果は、1700-1800年代にすでに、自力で目の針を抜いたように思います。
(すでに紀元前300年にプラトンがプラトンの洞窟という概念で気づいていた気もしますが・・・)
まず、カントが、理性批判で理性の限界設定をし、つまり、目に針が刺さっていることに気づき、ヘーゲルが現象学で、盲目を暴いてゆきます。
東洋ではどうかというと、釈尊が「色即是空、空即是色」と説明しているのですが、これだけでは全くチンプンカンプンです。
さらにこれを一言で説明すると「玄」になり、ますますチンプンカンプンです。
これを、西洋哲学と照らし合わせて行きたいと思います。
色は、光の反射によって発生するものですから、光によって見える外界のことをさしていると考えて差し支えないでしょう。
そして、色は色情などにも使われ、内面の景色もしばしば表しますので、私たちが普通に認識できる外界と内面を合わせた世界全体のことを言うのでしょう。
ここで、カントやヘーゲルが説くように、人間の認識力には限界がありますから、データの取りこぼしがあることがわかります。
空はなにかというと、このデータの取りこぼし部分を含めた領域と似ているように思います。
認識能力の限界を超えていますから、見ることも聞くことも触ることもできず、このような領域はまさに掴みどころがありません。
しかし、こころで感じることはできますから無ではありません。
掴みどころがないけれども、掴みどころがないものを掴んでいるのはどう表現できるかといえば、やはり空が最も合うように思います。
さて、ここから先、西洋は混乱に陥ります。
西洋の力強さは、空が何かをも明らかにすることに向かいました。
ヘーゲルは人間の能力の前には、いずれ空はすべて認識しつくされると説きました。「色即是空」はなくなり、「色」だけになるということでしょう。
一方で、ゲーテはいつまでたっても人間にはわからないこともあるという考えです。「色即是空」の釈尊と似ていますが、若干弱く、紙一重違うように感じます。
針は目から抜いたけれども、「空とはなにか」というさらなる厄介事が・・・という感じでしょうか。
これはこれでスッキリせず、ひどい近眼ですが、目に針が刺さっているままよりは好きです。
少し話は飛びますが、ゲーテは、「人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、 自分自身を嫌う心である」と説いています。
この言葉は本当に正しく、自殺をする人々に共通して見られる特徴は自分自身を嫌っているということです。
自分の中の何が、自分を好きになったり、嫌いになったりするのかはとても不思議です。
個人的には、自分を好きになったり嫌いになったりするのが(他に表現する方法がないので)魂で、このために自分を磨くことが大切なのだろうと思っています。
私には魂というものが良心などと結びついて、それが自分の行動を魂の基準で判断して、自分を好きになったり、軽蔑したりするようにしか思えません。
そして、魂の基準で自分を磨いてゆくとと、世間的な損得以上のものを見たいと切望し、目の針が抜けるのではないかと感じています。
また、自殺研究から、魂を粗末にすることがいかに危なっかしく、そして、魂を大切にすることがいかに重要かがわかります。
すべての方々が、自分を好きになれる社会になって欲しいですね。
そして、多くの方々が目から針を抜き、千里を見通すことができるようなクリアな目を取り戻したら、どんなにすばらしいことだろうと思います。
今回、自殺の話が出ましたので、次回はこれをもう少し深く考えてみたいと思います。
ケアンズには自殺からこころを守ってくれる以上のパワーを持っていると考えているためです。
こころで病気をなくす②
2012年08月16日
病気をなくすというのは突拍子もないことと思われるかもしれませんが、今回はいくつかの根拠をお示しいたします。
一つは、米国で行われた調査で、生活習慣の改善でどこまでがんを防ぐことができるのかという研究です。
60%程度のがんを減らすことができるという結果でした。
行動(生活習慣)はこころと結びついていますから、こころの持ち方でがんを減らすことができることがわかります。
さらに、生活習慣や文化、環境を過去にまで遡り、2つの参考になる根拠をお示しいたします。
ひとつは、古代のミイラの研究です。
ミイラに残された病気の痕跡を調べたところ、がんはほとんど見つかりませんでした。
もうひとつは、幼い時期に森に捨てられ、青年になって発見された野生児研究です。
こちらの記録では、言葉はうなり声しか発せず、五感が著しく未発達で、そのかわり、どんなにがんばっても(例えばタバコで鼻を刺激しても)くしゃみもせず、風邪もひかなかったと記録されています。なんとか風邪をひかせてやろうと思い、衣服を着せたところ、暑さ寒さの感覚が生じ、くしゃみをして風邪をひくようになったと記録されています。つまり、人間の感覚や病気は、言語を含めて育ってきた環境ととても強く結びついていることがわかります。
また、煮えたぎる鍋からジャガイモを素手で取り出したり、赤く燃える炭をつかんでもやけどしなかったと記録されています。
確かに、皮膚自体は、火傷するよりも高い温度まで耐えることができそうです。
つまり、こころが火傷を酷くしているということになります。
一度、自動車の電子部品を修理していたときに、誤って半田ごてをつかんでしまい、指が白く変色するほどになってしまったことがあります。
この知識があったため、冷却の応急処置のほかに、痛みから恐怖や不安を切り離し、痛みそのものを感じ、なるべく火傷に意識を向けないようしたところ、数日間、わずかにヒリヒリしたくらいですぐに治ってしまいました。
これらの記録やこのような経験から、病気をなくすというのは、ある特別な人に起こるのではなく、ある種の適切な手続きを経れば、誰にでも起こりうるということがわかります。
もちろん簡単だからといって原始にかえり野生児に戻ることには抵抗を覚えますから、現在の世を、病気が起こらないような環境にデザインしてゆく必要があると思います。
ただし、皆様よくご存知のように、環境を変えるのは大変。さしあたり、自分が変わるほうが楽です。
まず、病気をなくすためにすぐにできることは、悪い習慣をやめ、良い習慣を行う能力を身につけることでしょう。
心医術の3章「こころの性質」で説明していますが、この類の制感はストレスの少ない心地よい環境で訓練することが上達につながります。
制感に何度も繰り返して成功すると、さまざまなことに気がついてきます。
例えば、食べ物の好き嫌い。
私は、1年ほど前まで、食べ物の中で唯一納豆が大嫌いでした。
ある日ふと気がつきました。
何か最も好きなものをつくるために、相対性として、何かひとつ最も嫌いなものをつくっているのではないかと。
ひとつ先入観を捨てて納豆そのものの味を味わってみよう!と思ったところ、いままで意識が向かなかった納豆全体の味を認識できるようになったようです。
大好物になりました。
あらゆる好き嫌いはこんなたいしたことのないもんだと思います。
そして、こんなもんで、いろいろな事象といがみ合うのはくだらないものだと思います。
こころが自在に近づくと、何かと楽です。
悪い習慣をやめられない、いわゆる依存ですが、日本で自分をコントロールできず挫折を繰り返している人も、ケアンズで行えば行いやすいのではないかと考えています。
制感はストレスが少ない心地よい環境で行いやすいからです。
制感ができても次の困難があります。
現在の世は、ステルスマーケティングやら心理効果やらを悪用して、効果がないのに、効果があるように見せかける(それだけならまだしも、危険を隠して害になるものすらもある)ものも多いので、正しい知識を選ぶ能力も必要です。(心医術では、このような損得を離れて、真摯に検討させていただきました。よろしければご参考にしてください)
科学がここまで明らかにして、少しの努力で実践できるのですから、近い将来に病気はこの世から一掃されるような気がしています。
このような世界はワクワクしますね!
ケアンズフェスティバルの準備
2012年08月15日
今週末のケアンズフェスティバル。
最近はこの準備に勤しんでいる。
金曜日の前日にはテクニカルリハーサルなので、その前に色々としておかなければいけない課題がたくさんある。
ちなみに会場はこの場所。
オープニング花火の終了がスタートの合図。
これから忙しくなりそうです。
ビヨンド心医術:こころだけでどこまで病気を治せるか?
2012年08月14日
薬を飲んだという安心感から病気が良くなるプラセボ効果というものがあります。多くの医師はこのプラセボ効果が大嫌いなようなのですが、心医術では、このプラセボ効果も有難い治療効果で、積極的な医療介入として捉えています。
心医術を出版したときには、このプラセボ効果をどこまで拡大できるかわからなかったので、なるべくプラセボ効果が最大に働くようなこころの持ち方を勧めています。
究極的には、こころの動きだけですべての病気を治すことができるというのが答えですが、凡人には難しいので、これに近づくことができるようコツコツ何かをしてゆく必要があります。
心医術を実践して気づくようになったことは、身体の緊張は、意識できる不安や恐怖だけでなく、意識できない無意識の不安や恐怖とも結びついているということです。
無意識の不安や恐怖を意識に上げ、それを解消してやると、その分身体が柔らかくなります。また、逆のことも起こるようです。ヨガやストレッチなどで、身体をやわらかくすると、不思議なことにそれと関連した不安や恐怖も意識に上がってくるらしいということにも気づきました。
不安や恐怖の大元がどこにあるかというと、どうも、今の日本で普通に教育を受けて育つと、自己保存とか遺伝子の保存になるようですから、このあたりは個人個人に合った方法で解決していただくしかないでしょう。私の場合は心医術に詳しくは書いてあるのですが、あまりの不健康さに、ああもうあと3ヶ月くらいで絶対に死ぬ、とあきらめて自己保存を手放したときに、安心そのものというような何かが入ってきたような感覚があり、どうしようもない不安や恐怖がなくなりました。この視点から考えてみれば、ヒプノセラピーで過去生を体験することが治療効果をもたらすことがわかりますし、さまざまな宗教も救済的に働くのでしょう。
気の流れがわかってくると、長年の凝りにアクセスしたときに、ドロドロした臭い気が上がってくるのがわかります。
自身の体験から、これを呼吸法で排出できるようになって、ある程度身体をクリーンにすると、ノイローゼやらアレルギーやら腰痛やら不整脈やらが消えるように感じています。
そして、こころとからだの結びつきが強くなるように実感しています。
逆にストレスを受けたときに、身体の一部が固くなるのもわかるようになります。(現在の私は首、肩が多い。下からエネルギーが上がってきて、首肩にとどまる。)
先日から、ヨガの先生が産休に入ってしまい(なぜか当ヨガスタジオはお得意様が次々と子供を授かったという報告をいただき子宝に恵まれています。ステージにレインボースネークをモチーフにしたためでしょうか)、私が教えざるをならなくなってしまいました。
そろそろ横着をしないで、自分で教えなさいということかと思い、レッスンをはじめました。
全身の気の通し方などを教えてゆき、かつての私と同じような、アレルギーやら腰痛やらに悩んでいる方のお役にたてればよいなと考えていますので、よろしければご参加ください。
サンフランシスコの個展
2012年08月06日
遂に始まりました!
この個展が無事開催することが出来て嬉しいです。
8月4日から9月5日までの一か月間、お客様の反応が楽しみです。
場所:アメリカ サンフランシスコ
チャンドラーアート&フレームギャラリー
Sanfrancisco Solo Exhibition
August 4 – September 5, 2012 @Chandler Art and Frames Gallery USA
ビヨンド心医術:雑念を止める
2012年08月05日
ケアンズ療法≒心医術ですが、今回から、心医術の執筆時にはまだできなかった技術もこちらで紹介してゆきたいと思います。
心医術を出版したときは感覚的には、自身が人間Ver1.xから2.0にバージョンアップしたときに、Ver2.3位を志向したようなイメージです。
そのため、心医術の本の中では、「さまざまな感覚受容器が感情・情動と結びついているため、雑念を止めることはできません」と結論付けているのですが、雑念を止めることができることがわかってきました。
今回は雑念を止める方法を。
心医術の中でも説明していますが、普段、表出されるべきでない感情は、抑制されています。
この表出すべきでない感情が出てきてしまったときに、社会的に問題を起こすことがあることから、心医術ではそれを抑制し続けようというアプローチです。
まずはこれができないと次のステップに進めません。
というのは、次のステップでは怒り、悲しみ、恥ずかしさ、などなどネガティブでトラウマ的な情動と感情に容赦なく晒され、向き合わされるからです。
心医術は科学の助けを借りて、意志の力でこの制感を積極的に行いますから、心医術を実行している方は安全に進みやすいと思います。
では、その方法です。
目を瞑り、呼吸音や、身体の一部など自分の意識を向けやすいところ(アジナチャクラやスワディスターナチャクラに意識を向けることが多い)に全意識を集中させます。
意識を集中すると、情動を抑えるために働いていた脳のリソースが他に向いたことによって、その部分の脳が抑えていた情動が出てきます。
つまり、意識を集中すればするほど、いままでのトラウマみたいなものが出てきます。(そのため、普段から余計な事物に首を突っ込んでトラウマみたいなものを溜め込むようなことは避けたほうが良いのです)
最初は、精神の集中も難しいですから、精神の集中と雑念の区別すらもわからないのですが、だんだんとその違いがわかるようになってきます。
そうすると、雑念が沸けば、ああ雑念が沸いたなと思って簡単にやり過ごして、精神の集中に戻ることができてきます。
それを何度も何度も繰り返しているうちに、面白いことに、だんだんと雑念が沸かない時間が長くなってきます。トラウマの掃除ができてくるようです。
トラウマを思い出すことは、心的外傷を引き起こします。
にもかかわらずトラウマを消しさるためには、トラウマを意識にあげなければならない。厄介なものです。
そのため、ケアンズのような心地よい環境で行うことも大切です。
雑念がとまると、本当に澄んだ静けさを体験できます。
せっかく人間に生まれてきたのに、この素晴らしいものを体験せずに、知らないままでいることは勿体無いと思います。
もぎたて朝ごはん
2012年07月30日
5月頃にまいた種から野菜ができてきました。
きゅうりとピーマン。
本日の朝食に畑をうろうろしながら生でそのままいただきました。
枝豆もそろそろ収穫。
コーンはいつの間にか動物に倒されて食べられてしまいますが、喜んで食べてくれるなら良しとしましょう。
ミニトマトは数珠なりですが、大玉トマトはもう少し。
ヨガでスワディスターナが開発されてくると植物が寄ってくるそうですが、最近ユリが増えてきました。
そういうこともあるのかなと思います。
香りをいただきます。
朝から至福の時間でした。
サンフランシスコ個展 日程変更のお知らせ
2012年07月25日
サンフランシスコのChandler Art and Frames Gallery で行われる
アートの個展 「Coral Spawning」が
July 28 – August 31, 2012 から
2012年 8月4日‐9月5日の1ヶ月間に変更となりました。
オーストラリアから郵送した作品がまだ届いていないとの事。
ギャラリーのオーナーの計らいで個展の日程を変更してくれたのは本当にありがたい事です。
ちょうど地球の裏側になるので時間がかかっている可能性があります。。
早く到着する事を願っている所です。
医者殺し・・・
2012年07月08日
オーストラリアではアボリジニに伝わる癌に効くという薬草を、製薬メーカーが必死で探しているようですが・・・
3年前にヨガスタジオの庭にアシュガを植えたのですが、小さな数株が2m四方くらいに広がりました。
日陰でも丈夫に育ってくれ、花も楽しませてくれる数少ない植物です。
ここにレンガで小道をつくるため、アシュガをとりあえず畑に引越しをしました。
ふと、何か役に立たないものかとひらめき、シソ科にはいろいろな薬効があるため、アシュガを調べてみると、通称「医者殺し」「地獄の釜のふた」とありました。
庭にそんな縁起でもない恐ろしいものが、と思い読み進めると、万能薬で病気を治すため、医者いらずで医者の仕事がなくなり、経済的に真綿で締められ死に至らしめるというプロセスのようです。
病気なんぞがこの世からなくなってしまうならばウェルカムです。
心医術をはじめるようになって5,6年くらいになると思います。2年くらい続けて間違いなく健康に役立つだろうと確信した時点で本として出版しました。今では、高校時代から悩まされていた頑固な通年性アレルギーや、原因不明のやっかいな腰痛、不整脈などはすっかり消え去り、体の中のエネルギーの流れを感じ取ることができ、それが、鼻炎や腰痛や不整脈を起こすこと、それだけでなく咳やくしゃみといった些細な生理現象の原因になることなどがわかるようになってきました。
心医術の本では、並列で書いてありますが、病気をなくすためのポイントはたった3つ。
バランスの取れた食事を取ること、適切な運動をすること、いかなる状況でも心の平和を保つこと。これを守れば、ほかに必要なことは自動的に達成されるように感じます。
しかし、実行となると今の地球ですと、実に難しいようです。
たとえば、心の平和を保たないと、体の中に意識を集中できませんから、微細なエネルギーの流れをなかなか感じることができないわけです。
心は、道徳や宗教までにも感受性を持ち、過去の罪や、自分の力ではどうにもならない将来の不安や他者の不幸などにも乱されますから、いかなる状況でも心の平和を保つことがこの3つのポイントの中で一番難しいように感じます。心の成長をするにしても、現在の世では、一度しっかり心と向き合い、底なしの虚無感や絶望的な混乱を乗り越えて、ひとつ上の玄のまどろみを感じることができないとなかなか平和が訪れないように感じます。そんな苦労をするならば、薬のほうがよいと考える方も多いでしょう。
そして、感覚的なものを人に伝えることが、いかに難しいことか・・・。心医術を出版すれば、病気も減るだろうと思いきや、ほとんど変わりません。日本の医療も、病院経営やクリニック経営などへの不安がなくなれば、病気を消し去ることに意識が向いてくれると思うのですが。病気を薬でコントロールしたり治したりすることよりも、消し去ることはずっと労力がかかります。
最後にアボリジニに伝わる癌に効くという薬草の効果ですが、おそらく、現代人がそれを発見しても癌を根治するというような劇的な作用は期待できないように感じます。そのハーブと、背景にある大地への敬意、その邪心が無く、純粋な心と身体の結びつきがあるアボリジニだからこそ効果があるのだと思います。
ビーチでのひととき
2012年07月06日
ケアンズのビーチで
サニーとミーガンと散歩。
風の強さを感じる波打ち際。
沢山の人達がそれぞれの時間をこのビーチで楽しんでいる。
時折、時間を共有しながら。
皆が楽しんでいる。
サニーも沢山の犬と出逢った。
みんながそれぞれ楽しんでいるビーチのひととき。
LADY GAGA in Sydney
2012年06月26日
シドニーでLADY GAGA のコンサートを観る。
そんなにファンではなかったが、彼女のコンサートに対するひたむきさや、前回のコンサートツアーでは懲りすぎて2億円の赤字を出していたという話しを聞き、一度観てみたいと思っていた。
1時間15分遅れてのスタート。
音楽が地鳴りのように鳴り響き観客のボルテージが一気に上がる。
まず、アートな衣装を身に纏ったGAGAが人間馬にまたがり行進。
その後は巨大な妊婦にまたがって!?現れた。
会場内に情熱的なGAGAの歌声がこだまし、歌うごとに観客を魅了していく。
特に印象的だったのがGAGAの弾き語り。
力強い歌唱力と流麗なピアノが素晴らしく、おもわず聞き入る。
バイクがピアノに変わるアイデアも面白い。
この2時間の中でGAGAのファンに変わっていく自分がいた。
30人のライブホールでも5万人のコンサートホールでも120%自分を出し切っていると語っていたGAGA。
SMAPxSMAPに出演した時も3曲歌う為に半日程かけてリハーサルを行ったとか。
色々な抗議にも参加し、震災をはじめ、様々な基金も設立している。
FUNを大切にし、もらったファンレターは全部倉庫に取っておいて、時間がある時は返事も出しているらしい。
LADY GAGA、まだ26歳。
これから彼女がどう進化していくか楽しみだ。
ワインから考える、香気と肥満との関係の仮説
2012年06月23日
一昨日、蔵書の整理をしていて、ワインの教本が気になり、ページを開いたところ、このようなことが書いてありました。
香りに長いフィニッシュを残してくれるものは満足度が高く、そうでないものはガブ飲みする傾向があると。
この理由を想像してみると、ワインの香りがずっと残っていれば、それを楽しんでいる間はグラスを口に運びませんから、飲むペースが落ちます。一方、フィニッシュが短いワインは、すぐに香気が欲しくなって、飲み込んだ瞬間に次の香気と一口を誘い、香気と一緒に余計なアルコールも摂取し、飲みすぎてしまうわけです。
食べ物も同じだろうと。
先日の記事でバラの香気とジャガイモの食感について書いたことを思い出し、ワインだけでなく全ての食べ物は、単に栄養でなく、香気も食べているのだと思います。
簡単な実験をすればわかることで、鼻をつまんで何かを食べてみれば、まったく満足できないことに気がつきます。
ワイン好きなら土壌と風味の関係は良く知るところで、ミントなどの草の香りがしたり、私が全てのワインの中で最も好きな偉大なオーストラリアワインは、次の日まで身体に香りが残り、口に含んだ瞬間に風景の映像までもが浮かびます。
では野菜はどうかというと、先日のジャガイモで、ワインと同じ傾向を感じました。
最近の農法は、交配や組み換えで遺伝子のレベルで性質を変えたりするのが流行だけれども、確かに口に含んだときのアタックは強くてわかりやすいけれど、こころの襞を映すようなフィニッシュがないものが多いように感じます。
むしろ、原種でも、育て方を工夫することによって、持っているポテンシャルを最大限に引き出せすようなアプローチのほうが私は好きです。心医術も個人の持っている能力を最大限まで引き出すというアプローチです。
もう一つ大切なことは、香りを楽しむためには、微細なわずかな風味や香りにもきちんと意識が向くようにしておくという、感受性の開発も必要かと思います。無意識の意識化が大切なのですが、これも心医術である程度カバーしています。
ヨーロッパ由来の農法では、ニンニクやネギなどの硫黄分の多い植物をバラと植えると、バラの香りがよくなり、野菜の風味も増すことが言われています。
ということは、有機質でも牛糞よりも、スギやヒノキや桜や竹といった香りの強い木の落ち葉からの堆肥(成長抑制物質を含むので少し使いづらい)のほうが、香りの良い野菜が出来るのではないかと思いました。(動物糞は寄生虫のリスクが少しあるのも気になる)
良く噛んで、香りを楽しみながらゆっくり食べること。それを無理してではなく、自然とそうなること。
間違いなく肥満になることもなく健康になるでしょう。
コアラの写真
2012年06月15日
最近、仕事でコアラの写真を撮っている。
あまりにも可愛すぎて家に持って帰りたくなる(笑)
コアラはオーストラリア全土ではなく、東海岸に生息。
北のコアラは色が薄く小さめ、南のコアラは寒さにも耐えるようになっているため、毛は長めでサイズも大きくなる。
目はあまり良くなく視界は3m程、その分、嗅覚や聴覚が発達している。
コアラは現地語で“水を飲まない”という意味と云われている様に、水分はユーカリの葉から摂取している。
ただ、山火事や脱水症状に陥った時には、下に降りて行って水を飲む時がある。
ユーカリの種類は700種類以上あるけれど、その中でも35~120種類程のユーカリしか食べない。
匂いを嗅いで識別するのだそう。
自然に生息するコアラは機敏な動きを見せるらしく、特に繁殖期には獰猛な程。オスはこの時期低いうなり声のような鳴き声を叫ぶらしい。
寿命は野生では15年程、飼育されているコアラは平均で20年程生きるとの事。
メスには子供を育てる袋があり、有袋類に属する。
コアラの前足は5本。親指のような機能を持つ指が二つあり、
後ろ足の親指には爪が無く、木登りの時に適した形に進化している。
コアラのおしりには固いカートリッジ的な骨が発達していて、外敵からアタックされても大丈夫なくらい強い。座るのにも適している。
おしりの白いまだら模様は、樹の木漏れ日のカモフラージュと云われている。
こんな感じで色々と学んだ。
これはお気に入りのコアラの写真。
本当に心から可愛い動物。
そんなコアラも19世紀にはイギリスやアメリカに皮を輸出する為に100万頭以上も乱獲され輸出された。
動きも遅いし、木にじっとしているため、銃の格好の的だったのが想像できる。
本当に悲しい歴史。
今現在生息している個体数は10万頭程と認識されている。
この世界が人間にとっても、動物にとってもより住みよい世界になる事を願っている。
パーマカルチャー
2012年06月12日
オーストラリア発祥のライフスタイルにパーマカルチャーがあります。
シュタイナー農法から、スピリチュアルや天体の運行を除けばとても似ていますが、永続的な小宇宙環境をつくるというシュタイナーの理念を達成するためには、シュタイナー農法自体よりも、パーマカルチャーのほうがゴールに近そうです。
では、パーマカルチャーだけでどこまでいけるかといえば、自然の資源を極限まで無駄なく使おうというのがパーマカルチャーのスタイルだとすると、やはり、物質にとらわれていますから、有限で行き詰まります。永遠を切望しながら手に入れることが出来ないというギリシア時代からの罠に嵌るわけです。
さらにいえば、70億の人々が寄り添って生きるために都市が出来ているのだから、郊外暮らしというのは理屈で考えると道をはずしているようにも見えます。ただ、私たちの魂の中には、足りなくなればなるほど切望する何かがあって、それが自然の環境だと思っています。そのため、時にケアンズは治療的な働きをもたらしてくれるのでしょう。
だから、こういう自然の中で生活するライフスタイルは残し発展させてゆかないとならないし、皆が同時に過ごすことが不可能ならば、滞在する時間でシェアすればよいと思います。いくつかの医学研究は、自然の中に身を置いた時の免疫系の好転は1週間から1ヶ月程度続くことを示しています。
パーマカルチャーのすごいところは徹底的に科学であり、無駄をそぎ落としています。そして、スピリチュアルのことなどわずかながらも考えられていないけれども、結果として、スピリチュアル的な微細な領域のエネルギーを補給できるようになっているところがすごいと感じています。
ただ行き過ぎていると感じている部分もあって、バラなどは奇妙で無生産と槍玉に上げられていますが、私は40を超えて、ようやくバラは香気を食するためにあるのだということがわかるようになりました。あの鋭いとげが、畑の害獣を妨げるホメオパティックな働きをするかもしれません。
パーマカルチャーとシュタイナー農法が合流し、双方の足りない部分を補い合ったとき、とてつもないものが出来るように感じています。
そして、もうひとつ。私の本業である、健康の視点から。
アストラルのエネルギーに満ち溢れた食べ物ならば、お腹に脂肪を蓄えるほどまでにたくさん食べなくても、適切な量だけで満足できるのではないかと、自己の経験から信じています。
アストラルのエネルギーが十分に吸収されないから、食べても食べても食べても食べても満たされないのだろうと。
最近の食べ物はアストラルのエネルギーが少ないから、満足できずに食べ過ぎてしまい、肥満につながってしまうのだろうと。
アストラルのエネルギーが満ち溢れている食べ物ならば、肥満からくる生活習慣病を予防できるのではないかと。
これから、アストラルのエネルギーに満ち溢れた野菜を作ってゆきたいと思っています。
最後に余談ですが、最近、ニワトリや牛を飼いたくなって仕方がなく困っています。(ミミズは良質の堆肥を積んでおけば大量に増えるということを発見し解決しました)
ジャガイモ収穫
2012年06月12日
週末は、娘の幼稚園のお友達家族をお招きしてジャガイモを収穫しました。
牛糞堆肥を投入して間もなくの植え付けだったので、肥料の効きが甘い(12週で窒素の無機化率がやっと30%程度)。
化成肥料とのハイブリッドを予定していたのですが、妻がどうしても化成肥料は使ってほしくないというので追肥なし。
本年は原発事故の影響で落ち葉をマルチ材として使いにくいので、土壌露出で乾燥気味というシビアコンディション。
シビアコンディションでどれだけ育ってくれるか、どういう野菜ができるのかというのもいい経験かと思いました。
こんな中でも、トマト、きゅうり、枝豆、コーンなどなど、昆虫による食害などを乗り越えて種から小ぶりながら育っています。
ジャガイモの地上部も小ぶりで、イモが出来てなかったらごめんなさいねと冗談を交わしながら芋掘り開始。
エイッと引き抜くとイモなしの茎のみ。
一瞬場の空気が固まりましたが、少し掘ってみると、小ぶりながらちゃんと出来ていました。
その後は楽しく収穫。収穫量は少なめ。諸論文から推測すると、おそらく量としては施肥された場合の1/3程度でしょう。
では、質はどうか?早速、カレーライスでいただくと・・・
最高でした!
食感はしっかりしていて、栗を噛んだときのように少し大きなって広がるような食感です。苦味やエグミがほとんどなく、喉に引っ掛かりがありません。さらに、どこも均質で滑らか。風味も濃厚で味が濃く、香りは長いフィニッシュを残してくれます。
有機肥料はじっくり効くので、化成肥料を使った場合に比べて成長にムラが出来にくいのかもしれません。
できるだけ、シュタイナー農法に近づけて育てたのですが、シュタイナーの言う、アストラルのエネルギーというのが、良くわかりました。
皆で収穫というのも楽しくて最高です。
牛糞堆肥のおかげで土壌の改良も進んでいるようで、ミミズも増えています。
次回は品質を保ちながら量を増やすことが出来るか、連作障害をどこまで乗り切ることが出来るか、チャレンジしてゆきたいと思います.
TANKSアートセンター
2012年06月11日
最近はCairns Festivalの為の音源を探している。それから打ち合わせ。
ここがそのアートデパートメントのある新しくなったTANKSアートセンター。
ここの人達が今、尽力してくれている。
ミラーの反射を使った近代的建造物。
緑の中に異質な輝きを放つ結構好きな建物。
今、オーストラリアの大物ミュージシャンとコラボが出来るか交渉中。
多分今週中には結果が出ると思うけれど、何分彼も忙しい為期待は出来ない。
また分かったら連絡します。
SAMSUNGやLGが強い理由
2012年06月05日
世界の経済に興味を持っている。
今、韓国の大会社サムスンやLG、HYUNDAIがここオーストラリアでも勢いがある。
サムスンに関しては携帯のシェアのトップを走っていたi-Phoneを抜き、差をつけるぐらいに成長している。
日本のSONYやSHARPが赤字経営の中、なぜこの韓国の会社達が強いのか?
今日、ケアンズで幾つかの会社を経営している韓国の友人とカフェにいた時に聞いてみた。
韓国人は製品を購入して使用して気に入らない場合は、その会社に対して文句や苦情をすぐ訴えるのだそうだ。しかもしつこいくらい。
普通日本人だったら、そのブランドの製品が良くなければ次回は購入しない、又は苦情を訴えたらその会社の製品は気分が悪いから買わなくなる。
でも韓国人はその文句を言った製品を買い、また苦情や文句を言う。
その会社の苦情係にはたまったものではない。
でもこのサイクルで何が生まれるか?
苦情や文句を言われた会社はその点を改善し、またその製品に対して文句を言われ、また改善していく。そう繰り返すごとにより良い製品が生まれる。
いわば国民が文句を言いながらその会社の製品を鍛え、育てている。
それを聞いた時にはああ、なるほどと納得した。
日本は「忍耐」という事を美徳とする部分がある。
でも、このような方法を韓国とは違った形、好意を持った方向性で伝えるという事も日本の会社の支援の一つの形だし、経済を支えるという認識でこれから臨む事も大事だと思う。
これも日本経済復興の一つの支援だと感じた。
かつてのダンス仲間と
2012年06月03日
再会。
みんなとはDiverse Danceという前衛モダンダンスグループをここケアンズで結成していた。今はそれぞれの道を歩んでいる。
今でもいい仲間でクリエイティブな話しが出来る大切な友人達。
DaniとMarkyの家で。
Joshと訪れてランチをした。
今日のケアンズは今までの曇り空を払拭した気分爽快の快晴。
Daniは今や100人以上の生徒を抱えるバレエの先生。
その空の下、彼女が庭先を案内してくれる。
テント付のカーと青空。
この庭には家庭菜園と5匹の鶏が気持ちよく育っている。
このバナナの木はその代表格。
立派な“一房”をMarkyから頂く。
Daniのお父さんはイタリア人、その父親譲りのピザも頂く。
今までの出来事など、色々と話しながら楽しい一時を過ごした。
心地よい夕暮れ前に。
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